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新世紀エヴァンゲリオン Volume14 旅立ち/貞本義行
件名 | : Re: 新世紀エヴァンゲリオン Volume14 旅立ち/貞本義行 |
投稿日 | : 2014/11/30 00:59 |
投稿者 | : tamb |
参照先 | : |
ひとつ言えるのは、この話には未来もあるし希望もある。それが明確だということ。
EOEに希望を見出すのは正直なところ困難な道程ではあったが、それでも彼らに対し当然の権利として開かれていなければならない未来を描き続けた我々にとって、これほど希望に満ちあふれた話はないのではないだろうか。
EOEに希望を見出すのは正直なところ困難な道程ではあったが、それでも彼らに対し当然の権利として開かれていなければならない未来を描き続けた我々にとって、これほど希望に満ちあふれた話はないのではないだろうか。
件名 | : Re: 新世紀エヴァンゲリオン Volume14 旅立ち/貞本義行 |
投稿日 | : 2014/11/25 01:04 |
投稿者 | : みれあ |
参照先 | : |
御無沙汰です。
まぁ貞エヴァも御無沙汰なのでどさくさに紛れてなんとか。
一番の率直な感慨は「貞本サンお疲れ様でした」という感じでしょうか。
貞本さんにとって20年、途中から追いかけ始めた僕にとっても10年以上の旅がようやく終わったのだ、というように思いました。
中身についてはチラホラとインターネット上で漏れ聞こえてきた(=シャットダウンしきれなかった)ネタバレから想像するよりははるかに幸せで、未来があって、そしてアヤナミストにも期待と想像を与えてくれる結末だったのではないかなぁと思っています。
評論家じみたことを言うとSTAGE.93の冒頭の展開はもうちょっとじっくりやるとシンジの心変わりに説得力が増すのではという気もしたのですが、どちらかというとこれは文字のないコマを僕が飛ばし過ぎるからという感じでしょうか。じっくり味わいながら読むとそうでもなかったような気がしてくる。
ゲンドウに関しては12巻あたりから全力で悪人していたので心配でしたが、きちんと彼なりの救いを得られたのはよかったのではないでしょうか。
最期のあの下りは、ゲンドウがユイがというよりも貞本さん自身の親としての思いなのかな、とどうしても思わされる物があったなと思いました。
最後で回収された1巻冒頭のモノローグは言わずもがなですが、8巻のエヴァの中でのユイとの対話、5巻の墓前でのゲンドウとの対話もしっかり回収されていて、読みながらそれぞれそのあたりを思い起こしていたりしました。
また、最後のモノローグは1巻冒頭の回収でありながら同時に3巻最後を思い起こすようでもあり、あの時は月だったのが今度は太陽となっていることを思うと、ここは3巻最後のモノローグを回収した側面もあるのではないか、とLRS的な贔屓目もあって思ったりするのです。
再構築された世界については、アスカとケンスケが出てきてトウジもおらずミサトさんもおらず、カバンにミサトさんのペンダント(?)がついているということはそういうことなんだろうなぁという気がしますが、レイのことは別にしてもとにかく楽しい高校生活を送ってほしいと心底思わされるものでした。
あの調子だとそばかすがチャームポイントな委員長気質の女の子とも同じクラスになるのではないでしょうか。そう思うとやはりトウジにもいてほしいとつい思ってしまうところではあります。
レイが雪となって降りそそぎ「還ってくるのを」「待っている」描写を含め、やはりこの最後の世界は僕たちに想像と補完の余地を与えてくれたものだ、というように解釈しています。
透けて見える「きっと正解はこれなんだろうな」という考えはあまり気にせず、提示された可能性を甘受しておのおのが未来を思い描けというふうに僕は思っています。勝手に(笑)
そういえば最後のレイの笑顔はずいぶんと控えめなまま終わってしまったなという感じでしたが、あの控えめな表情の後の本当の最後に泣き笑いのような顔を残していったのが小さいながら芸コマというか感慨深いところではないかと思っています。
まぁ貞エヴァも御無沙汰なのでどさくさに紛れてなんとか。
一番の率直な感慨は「貞本サンお疲れ様でした」という感じでしょうか。
貞本さんにとって20年、途中から追いかけ始めた僕にとっても10年以上の旅がようやく終わったのだ、というように思いました。
中身についてはチラホラとインターネット上で漏れ聞こえてきた(=シャットダウンしきれなかった)ネタバレから想像するよりははるかに幸せで、未来があって、そしてアヤナミストにも期待と想像を与えてくれる結末だったのではないかなぁと思っています。
評論家じみたことを言うとSTAGE.93の冒頭の展開はもうちょっとじっくりやるとシンジの心変わりに説得力が増すのではという気もしたのですが、どちらかというとこれは文字のないコマを僕が飛ばし過ぎるからという感じでしょうか。じっくり味わいながら読むとそうでもなかったような気がしてくる。
ゲンドウに関しては12巻あたりから全力で悪人していたので心配でしたが、きちんと彼なりの救いを得られたのはよかったのではないでしょうか。
最期のあの下りは、ゲンドウがユイがというよりも貞本さん自身の親としての思いなのかな、とどうしても思わされる物があったなと思いました。
最後で回収された1巻冒頭のモノローグは言わずもがなですが、8巻のエヴァの中でのユイとの対話、5巻の墓前でのゲンドウとの対話もしっかり回収されていて、読みながらそれぞれそのあたりを思い起こしていたりしました。
また、最後のモノローグは1巻冒頭の回収でありながら同時に3巻最後を思い起こすようでもあり、あの時は月だったのが今度は太陽となっていることを思うと、ここは3巻最後のモノローグを回収した側面もあるのではないか、とLRS的な贔屓目もあって思ったりするのです。
再構築された世界については、アスカとケンスケが出てきてトウジもおらずミサトさんもおらず、カバンにミサトさんのペンダント(?)がついているということはそういうことなんだろうなぁという気がしますが、レイのことは別にしてもとにかく楽しい高校生活を送ってほしいと心底思わされるものでした。
あの調子だとそばかすがチャームポイントな委員長気質の女の子とも同じクラスになるのではないでしょうか。そう思うとやはりトウジにもいてほしいとつい思ってしまうところではあります。
レイが雪となって降りそそぎ「還ってくるのを」「待っている」描写を含め、やはりこの最後の世界は僕たちに想像と補完の余地を与えてくれたものだ、というように解釈しています。
透けて見える「きっと正解はこれなんだろうな」という考えはあまり気にせず、提示された可能性を甘受しておのおのが未来を思い描けというふうに僕は思っています。勝手に(笑)
そういえば最後のレイの笑顔はずいぶんと控えめなまま終わってしまったなという感じでしたが、あの控えめな表情の後の本当の最後に泣き笑いのような顔を残していったのが小さいながら芸コマというか感慨深いところではないかと思っています。
件名 | : Re: 新世紀エヴァンゲリオン Volume14 旅立ち/貞本義行 |
投稿日 | : 2014/11/24 15:02 |
投稿者 | : くろねこ |
参照先 | : |
半年前に限定版の予約をして待ちに待っていた最終巻でした。とりあえずは貞本先生お疲れ様でした。
そして新劇場版の最終に向けて頑張ってくださいw
さっそく内容ですが、私も「この顔で合ってる…?」には涙が出ました。というか「掌」の扉絵の恋人つなぎから目尻が熱く…(ぉぃ
これは私個人的な観点からの感想なのでアレですが、レイ的にはあまりシンジくんを元の世界に返したくなかったんじゃないかなぁと。
つまりレイにとって一番辛く嫌なことは、シンジくんが傷つく事なのです。
もう貞レイ(漫画版レイ)は「恋してる少女」と「愛する女」の顔両方が描かれていて、すごく切なくなりました。最後までシンジくんを見る目が心配そうだったので。
けれどそこで「もう一度君と 手をつなぎたいんだよ」と言ってあげたシンジくんの一言は大きかったなぁ、と。
たぶんあれがなかったらレイの気が済まなかったのではないかなと、女の子の気持ち側から見ると思ってしまいますw
「君と」とレイ指定で言ってくれたシンジくん、というかセリフを変えて下さった貞本先生に土下座したいです。ほんとに泣きましたうっうっ。
手を繋いでからの「これで お別れ」のセリフのシーン、目を描かない、という書き方がすごく良かった。
あそこでブワッと涙を見させない辺り、すごくレイらしくて。大抵はヒロインの涙(または号泣)は見せ場になるんですけどね。媚びてない女の子らしさがよかったです。伝わるかな?
それからリリス崩壊直前、シンジくんが彼女の名前を呼んだシーン。旧劇場版では絶対に観られなかった、レイへの執着のような、「お別れしたくない」感情の表れだと勝手に解釈しておりますが、本当はシンジくんは、ふたりで一緒に戻りたかったんじゃないかな。なんて。
さいごまでつかず離れずな二人でしたね。
戻った後のシンジくんは、きっとこれから無事合格し、進学し、気の強い女の子やカメラの好きな男の子なんかとクラスが一緒になり、色々な思い出を作りながら時間を積み重ねていくのでしょう。
そんな中でレイは、どこかで彼を見守りながら、時に雪になってみたり桜になってみたりして、彼に降り注いだり、季節を巡らせながら過ごすのでしょう。
私の書いた「三度目の春」は、実はちょっとネタバレを聞いてしまったので、「雪」の話を入れてみたのですが(笑)
あぁ言う風に、いつかシンジくんに恋人ができたときは、きっと彼女は自分の中の気持ちと戦うことになると思います。
「碇くんを見守りながら待ってるって決めたのに…この胸の締め付けられるような気持ちは何…」
なんて、また女の子としての気持ちを体験しつつ…。
でもこっちのレイは我慢して正座しながら見守ると思います。ちょこんと。じっと。
いや、転校生として還ってきちゃったりしてももちろん良いですが。
そしていつかシンジくんが魂だけになったときは、一目散に迎えに行き、やっぱり変わらず少女のままで、彼に手を差し伸べるのです。
そして「碇くんのことは何でも知ってる」なんて言いながら、二人でまた笑顔になったり。
創作意欲が…いや、妄想意欲が湧きます。
なんだかもっと色々書きたいことはあるのですが、一応シンジくんとレイについて書きなぐりました。
感想って難しいな(笑)
乱文長文失礼しました。
そして新劇場版の最終に向けて頑張ってくださいw
さっそく内容ですが、私も「この顔で合ってる…?」には涙が出ました。というか「掌」の扉絵の恋人つなぎから目尻が熱く…(ぉぃ
これは私個人的な観点からの感想なのでアレですが、レイ的にはあまりシンジくんを元の世界に返したくなかったんじゃないかなぁと。
つまりレイにとって一番辛く嫌なことは、シンジくんが傷つく事なのです。
もう貞レイ(漫画版レイ)は「恋してる少女」と「愛する女」の顔両方が描かれていて、すごく切なくなりました。最後までシンジくんを見る目が心配そうだったので。
けれどそこで「もう一度君と 手をつなぎたいんだよ」と言ってあげたシンジくんの一言は大きかったなぁ、と。
たぶんあれがなかったらレイの気が済まなかったのではないかなと、女の子の気持ち側から見ると思ってしまいますw
「君と」とレイ指定で言ってくれたシンジくん、というかセリフを変えて下さった貞本先生に土下座したいです。ほんとに泣きましたうっうっ。
手を繋いでからの「これで お別れ」のセリフのシーン、目を描かない、という書き方がすごく良かった。
あそこでブワッと涙を見させない辺り、すごくレイらしくて。大抵はヒロインの涙(または号泣)は見せ場になるんですけどね。媚びてない女の子らしさがよかったです。伝わるかな?
それからリリス崩壊直前、シンジくんが彼女の名前を呼んだシーン。旧劇場版では絶対に観られなかった、レイへの執着のような、「お別れしたくない」感情の表れだと勝手に解釈しておりますが、本当はシンジくんは、ふたりで一緒に戻りたかったんじゃないかな。なんて。
さいごまでつかず離れずな二人でしたね。
戻った後のシンジくんは、きっとこれから無事合格し、進学し、気の強い女の子やカメラの好きな男の子なんかとクラスが一緒になり、色々な思い出を作りながら時間を積み重ねていくのでしょう。
そんな中でレイは、どこかで彼を見守りながら、時に雪になってみたり桜になってみたりして、彼に降り注いだり、季節を巡らせながら過ごすのでしょう。
私の書いた「三度目の春」は、実はちょっとネタバレを聞いてしまったので、「雪」の話を入れてみたのですが(笑)
あぁ言う風に、いつかシンジくんに恋人ができたときは、きっと彼女は自分の中の気持ちと戦うことになると思います。
「碇くんを見守りながら待ってるって決めたのに…この胸の締め付けられるような気持ちは何…」
なんて、また女の子としての気持ちを体験しつつ…。
でもこっちのレイは我慢して正座しながら見守ると思います。ちょこんと。じっと。
いや、転校生として還ってきちゃったりしてももちろん良いですが。
そしていつかシンジくんが魂だけになったときは、一目散に迎えに行き、やっぱり変わらず少女のままで、彼に手を差し伸べるのです。
そして「碇くんのことは何でも知ってる」なんて言いながら、二人でまた笑顔になったり。
創作意欲が…いや、妄想意欲が湧きます。
なんだかもっと色々書きたいことはあるのですが、一応シンジくんとレイについて書きなぐりました。
感想って難しいな(笑)
乱文長文失礼しました。
件名 | : Re: 新世紀エヴァンゲリオン Volume14 旅立ち/貞本義行 |
投稿日 | : 2014/11/24 03:06 |
投稿者 | : tamb |
参照先 | : |
まず修正について。アスカを電車から引きずり下ろした後のページ、アスカの「ありがと」のセリフの上のコマ、シンジのアップで、シンジがちょっと顔を赤くしてるみたいな線が入ってたのが消されている。割とドキドキしてるみたいに見えたんだけど、今見たらそんな感じでもなかった。どっちかっていうと「あれ?」みたいな感じ。「前にどっかで会ったこと、ない?」に繋げるという意味で、修正前後で方向性は変わってないように見える。
> 今までの「無に還る」というニュアンスよりも、地上に降り注ぎ、シンジが戻るのを待つ、という風に読めました。
そう、彼女は無に還ったわけではない。だから。
いずれにしても、この世界に彼女がいてはいけない理由は何一つ無いでしょう。彼女はストレートな部分があるから、我慢できなくなったらきっと会いに来るよ(笑)。
> 今までの「無に還る」というニュアンスよりも、地上に降り注ぎ、シンジが戻るのを待つ、という風に読めました。
そう、彼女は無に還ったわけではない。だから。
いずれにしても、この世界に彼女がいてはいけない理由は何一つ無いでしょう。彼女はストレートな部分があるから、我慢できなくなったらきっと会いに来るよ(笑)。
件名 | : Re: 新世紀エヴァンゲリオン Volume14 旅立ち/貞本義行 |
投稿日 | : 2014/11/23 00:12 |
投稿者 | : JUN |
参照先 | : |
続けて感想を。
個人的にEOEとの相違ということで気になったのは、ゲンドウが補完されていない点、アスカが補完されている点、ですかね。
特にアスカが補完されたかどうかは旧劇ではぼかしていたわけですが、貞本エヴァではされたということ。
これに特殊な意味を見出すかは微妙ですが、個人的には貞本さんの中でアスカはそこまで特異な女の子ではなく、やはり一人の人間であったのだろうと。補完を拒絶するような、何か強い意志を持っているわけではなかったのだろうと解釈しました。
僕個人としては、むしろそちらが自然なアスカ像なので嬉しかったです。
で、レイの話。
この顔であってる?は間違いなく泣き所。少しさみしげな笑顔ではありましたが、それでも彼女は幸せであったろうと思います。
「とても嬉しい」という台詞が直前にありましたが、公式で彼女がストレートに喜びを表現するのは初めてじゃないかな?そういった意味でもとても満足でした。
何度か指摘されていますが、あの後レイはどうなるのか。もちろんリリスたるレイは崩壊してしまいましたが、今までの「無に還る」というニュアンスよりも、地上に降り注ぎ、シンジが戻るのを待つ、という風に読めました。
だとすれば、今一度レイに再会する余地は残っているのではないか。もっともアスカやケンスケとの絡みのように明確な記憶はないでしょうが、それでもレイがヒトとして一歩を踏み出す余地は十分にあると考えています。
また、レイによる補完時、すでに絶命していたはずのNERV職員も補完され、その後世界があのような形に戻ったということは、或いはトウジも……なんていうのは、やや希望的すぎる解釈でしょうか(笑)
「希望は残っているよ、どんなときにもね」
いずれにせよ、今回レイは幸せだったと思いますし、その後の二人にも、希望は十分に残っていると思います。LRSとかそういった次元とは違う明るさが、貞本エヴァにはあったように思います。
二次創作をする身としては、やはりその後を書きたいな、なんて思ったり。
個人的にEOEとの相違ということで気になったのは、ゲンドウが補完されていない点、アスカが補完されている点、ですかね。
特にアスカが補完されたかどうかは旧劇ではぼかしていたわけですが、貞本エヴァではされたということ。
これに特殊な意味を見出すかは微妙ですが、個人的には貞本さんの中でアスカはそこまで特異な女の子ではなく、やはり一人の人間であったのだろうと。補完を拒絶するような、何か強い意志を持っているわけではなかったのだろうと解釈しました。
僕個人としては、むしろそちらが自然なアスカ像なので嬉しかったです。
で、レイの話。
この顔であってる?は間違いなく泣き所。少しさみしげな笑顔ではありましたが、それでも彼女は幸せであったろうと思います。
「とても嬉しい」という台詞が直前にありましたが、公式で彼女がストレートに喜びを表現するのは初めてじゃないかな?そういった意味でもとても満足でした。
何度か指摘されていますが、あの後レイはどうなるのか。もちろんリリスたるレイは崩壊してしまいましたが、今までの「無に還る」というニュアンスよりも、地上に降り注ぎ、シンジが戻るのを待つ、という風に読めました。
だとすれば、今一度レイに再会する余地は残っているのではないか。もっともアスカやケンスケとの絡みのように明確な記憶はないでしょうが、それでもレイがヒトとして一歩を踏み出す余地は十分にあると考えています。
また、レイによる補完時、すでに絶命していたはずのNERV職員も補完され、その後世界があのような形に戻ったということは、或いはトウジも……なんていうのは、やや希望的すぎる解釈でしょうか(笑)
「希望は残っているよ、どんなときにもね」
いずれにせよ、今回レイは幸せだったと思いますし、その後の二人にも、希望は十分に残っていると思います。LRSとかそういった次元とは違う明るさが、貞本エヴァにはあったように思います。
二次創作をする身としては、やはりその後を書きたいな、なんて思ったり。
件名 | : Re: 新世紀エヴァンゲリオン Volume14 旅立ち/貞本義行 |
投稿日 | : 2014/11/22 10:57 |
投稿者 | : 史燕 |
参照先 | : |
私としてはいい落としどころかな、と思いました。
作品としての流れもきれいでしたし、いろいろと納得できる部分も多かったので。
ということで、内容自体には大変満足しております。
二人目ですでにいろいろ言ってますが、(その件については申し訳ありません)要するに「救いがあるな」というのが、あのようなことを書いた主たる要因だったりします。
アヤナミストとしてはレイ以外に着目するのは失格なのかもしれませんがとりあえず……。
※以下重大なネタバレを含みます。
また、個人的な解釈を多大に含みますのでご留意ください。
まず、ゲンドウが救われたかな、と。
たぶんあの流れだと死んだんでしょうけど。
それでも、世界に、未来に、そしてシンジに希望をもって逝けたのかな、と思います。
ユイさんは最初から信じてたっぽいですけど。
冬月先生は、その、ひどく人間らしいなあ、と思いました。
あとユイさんはやはり好きだったのね、とも。
旧劇の「気持ち悪い」はもしかしたら傷つけ合っても共に生きていく世界を表したのかもしれませんが、漫画版最終話では他者と触れ合う、手と手を取り合う世界を描いているように感じました。
これに感動して、その溢れるパッションを落ち着かせることがなかなかできなかったのですが。
最後にレイについて。
あの時間軸ではたぶん消えてしまったのだと思います。
描写としてはほのめかしている程度ですが。
>>「この顔で合ってる…?」あたりは間違いなく感動的だし、涙腺は緩む。
私も涙腺が緩んだ一人でした。
たぶんレイがいない分、さみしい世界のようにも思えます。
しかし、いつかあの娘とシンジは再会できるのだという確信があるのです。
それが、最後のアスカやケンスケとの再会が示唆しているのだと感じました。
(てか、そんな世界をできたら書きたいと思っています。今は時間がないうえに別に連載やってるので無理ですが)
微笑んでシンジと別れたレイは、彼女自身としては幸せだったのだと思います。
端から見るとそう思えないという意見も認めますが。
シンジもレイも「今ではないいつか」すなわち、未来を信じることができたのだろうと思います。
少なくとも私は、そう信じています。
まあ、私が勝手に言ってるだけなんですけどね(苦笑)。
そういうわけですので、私としては満足しております。
作品としての流れもきれいでしたし、いろいろと納得できる部分も多かったので。
ということで、内容自体には大変満足しております。
二人目ですでにいろいろ言ってますが、(その件については申し訳ありません)要するに「救いがあるな」というのが、あのようなことを書いた主たる要因だったりします。
アヤナミストとしてはレイ以外に着目するのは失格なのかもしれませんがとりあえず……。
※以下重大なネタバレを含みます。
また、個人的な解釈を多大に含みますのでご留意ください。
まず、ゲンドウが救われたかな、と。
たぶんあの流れだと死んだんでしょうけど。
それでも、世界に、未来に、そしてシンジに希望をもって逝けたのかな、と思います。
ユイさんは最初から信じてたっぽいですけど。
冬月先生は、その、ひどく人間らしいなあ、と思いました。
あとユイさんはやはり好きだったのね、とも。
旧劇の「気持ち悪い」はもしかしたら傷つけ合っても共に生きていく世界を表したのかもしれませんが、漫画版最終話では他者と触れ合う、手と手を取り合う世界を描いているように感じました。
これに感動して、その溢れるパッションを落ち着かせることがなかなかできなかったのですが。
最後にレイについて。
あの時間軸ではたぶん消えてしまったのだと思います。
描写としてはほのめかしている程度ですが。
>>「この顔で合ってる…?」あたりは間違いなく感動的だし、涙腺は緩む。
私も涙腺が緩んだ一人でした。
たぶんレイがいない分、さみしい世界のようにも思えます。
しかし、いつかあの娘とシンジは再会できるのだという確信があるのです。
それが、最後のアスカやケンスケとの再会が示唆しているのだと感じました。
(てか、そんな世界をできたら書きたいと思っています。今は時間がないうえに別に連載やってるので無理ですが)
微笑んでシンジと別れたレイは、彼女自身としては幸せだったのだと思います。
端から見るとそう思えないという意見も認めますが。
シンジもレイも「今ではないいつか」すなわち、未来を信じることができたのだろうと思います。
少なくとも私は、そう信じています。
まあ、私が勝手に言ってるだけなんですけどね(苦笑)。
そういうわけですので、私としては満足しております。
まあそれはそれとして。
最終回に至る流れとしては、まあそうだろうな、と思いながら読んでた記憶がある。失望もしてないし期待外れでもない。
もしかしてレイのいる世界を描いてくれるのではないかという願いは、正直なところ間違いなくあったけれど、でもまあ、そうだろうな、と。それでも、「この顔で合ってる…?」あたりは間違いなく感動的だし、涙腺は緩む。彼女は「あなたが還ってくるのを」「待っている」のだから。
だが、それでも、と私の立場では言うことになる。
この世界に「遺跡」があるのはなぜか。この世界にレイが還って来たとして、何の不都合があるのか。たとえば「碇くんに告白をする女の子が劇的に増えた」りしてね。ねえ、くろねこさん? 下記アドレス(三度目の春)参照されたし。
http://ayasachi.sweet-tone.net/cgi-bin/bbs4c/read.cgi?no=686