本作は、tamb様作
「離れていても、どこにいても」
の二次創作です。
(当然ながら、ばっちりとネタバレを含みますので、ご注意下さい)
「離れていても、どこにいても」二次創作
3年目の微笑み
「あー、今日は楽しかった。ありがと、シンジ君」
別れ際に、桐島さんは、そういって、僕に向かって、右手を差し出した。
「う、うん。僕も……その、楽しかった。けど……でも、その……」
僕は今日、桐島さんに誘われて、遊園地に来ていた。その……女の子に遊園地に誘われるなんて……
その二人きりで……いわゆる……その……デートというか……僕には、本当に始めての経験で……
一日の最後、桐島さんが差し出した手の意味が分からなくて、どうしていいか分からずに戸惑いながら答えると
桐島さんはニッコリと笑って、僕の疑問に答える。
「今日は、ずっと好きだったシンジ君とデートできて、私は嬉しかった。すっごくいい思い出になった。
シンジ君は、私の思ってた通りの人だった。私はずっと忘れない。だから、最後に、握手してほしいの」
桐島さんは瞳に涙をいっぱい湛えながら、それでも笑顔で、そう言った後、寂しそうに呟く。
「ううん。だって、シンジ君には、他に好きな子がいるんでしょ?私、わかっちゃったから」
堪えていた涙が桐島さんの頬をつたって、足元に落ちる。それでも、桐島さんは笑顔で、僕の顔をじっとみる。
「そんな、他に好きな子だなんて」
桐島さんの言葉を、僕は慌てて否定する。否定してはみたけど……でも……僕の好きな子……
確かに、好きな子はいたんだ……彼女は、3年前には、確かに、僕の目の前に、僕の腕の中に、いたんだ。
でも……今は、彼女はもういない。
僕を信じているといって……そして『待っててね』と言い残して、消えてしまった。
僕の好きな子は……僕は、胸の前で、右手を握りしめる。
桐島さんは、そんな僕の様子をみて、静かに僕に問いかける。
「それ、その子との思い出?」
「…………」
僕は、桐島さんの問いかけに答えられずに俯く。彼女との思い出……僕は、いつまで彼女に、
彼女の思い出にしがみついているんだろう?僕は、彼女を待ってなきゃいけないんだろうか?
……いつまで?……でも、僕は……。
僕は、微笑みをつくって、それから、桐島さんをみながら、ゆっくりと答える。
「昔の話だよ。昔、好きな子がいたんだ。でも、今は、もういないんだ」
桐島さんは、僕の答えを聞いてから、少し黙って考えたあと、もう一度、僕を見て、問いかける。
「ほんとうに?でも、思い出のペンダント、ずっと、してるんでしょ?」
「う、うん。でも、もういいんだ。だから……」
僕は、ゆっくりとペンダントを首から外して、ポケットにしまいこんだ。
「今日からは、もう、しない。昔の思い出は、引出しの奥にしまいこむことにするよ」
「いいの?ほんとうに?」
「いいんだ。思い出は思い出だから、いつまでも、それにしがみついてちゃいけないんだ。
今日、桐島さんに教えてもらった。だから……」
「ありがとう!シンジ君!」
僕がそこまでいうと、桐島さんは、涙の粒を振り散らしながら、僕の胸に飛び込んできた。
僕は、驚きながら、桐島さんを受け止める。
僕は、桐島さんを抱きとめた。そして、そっと抱きしめた。でも、その力は、とても弱々しくて。
今の僕には、これが精一杯なんだ。アヤナミ……僕は、君を忘れたい。
でも……もうすっかり忘れ去っていた感覚……女の子の身体……華奢で、繊細で、柔らかくて……
力を込めれば、壊れてしまいそうな……
……アヤナミ?
僕の身体に蘇ってくる感覚。僕は、やっぱり、忘れられないのかもしれない。だから……でも……
僕は、やっぱり、弱々しくしか、桐島さんを抱きしめられなかった。そう、僕は、とても弱くて……
僕は、桐島さんの身体をそっと放す。
「……桐島さん、ごめん」
「ううん、シンジ君が、さっき、言ってくれたこと、とっても嬉しいから」
「でも、僕はまだ……」
「いいの。私がシンジ君の力になれるなら、なってあげたいから」
「ごめん、でも……」
「あぁ!もうこんな時間!私、帰らなきゃ!また、お母さんに怒られる」
僕はまだ、綾波を忘れられない。でも、僕は、桐島さんの想いに応えてあげたい。僕がそう言いかけた時、
桐島さんは、突然、慌てたように声をあげて、改札の方に走り去っていった。桐島さんは、改札をくぐったあと、
僕の方をふりむいて、ニッコリ笑って、手をあげて叫んだ。
「それじゃ、またね!シンジ君!」
「う、うん。桐島さん、またね」
僕は、弱々しく手をふって、桐島さんの姿が消えるまで見送った。
◇ ◇ ◇
3年前、綾波が消えた後、僕は、サードインパクトによって生まれた孤児を支援する、政府系の非営利団体から
学費や生活費の援助を受け、第二新東京市に用意されたマンションに引っ越した。
それからは、与えられた食費で食事をとり、言われるがままに中学に通い、淡々と勉強をするだけの毎日だった。
僕には何もできなかった。ただ、学校とマンションを行き来するだけが僕にできるすべてだった。
誰にも迷惑をかけない。それでいい。別に誰に嫌われたっていい。僕を好きな人なんていなくていい。
僕はただ、静かに……別に何もしなくても……ただ、時だけが流れていけば……
僕は、先生にいわれるがままに高校を受験し、昨年から高校に通っている。
中学が高校に変わっただけで、生活は、それまでと何もかわらない。
別に友達がほしいとは思わない。誰からも関心を持たれなくていい。
僕はただ、生きているだけでいい。ただ、時が過ぎていくだけでいい。
高校2年になった時、桐島さんは同じクラスにいた。
栗色のショートカットの髪、少し目尻の下がった優しい目をした快活な女の子。
僕とは正反対に、明るくて社交的で、誰からも好かれる、そんな彼女が、僕に声をかけてきた。
僕にはとても不思議なことだった。僕は誰とも関わらなくていい。
誰にも迷惑をかけたくない。そっと、静かに生きていたい。
クラスで孤立していることにも、違和感はないし、それでいいと思っていた。
彼女の社交性が、孤立している僕を黙って見過ごせなかっただけなのかもしれない。
僕は、彼女の言うがままに、誘われるがままに、彼女とデートをした。
遊園地での彼女は、なにをしていても楽しそうにキャッキャと喜んだ。彼女は、よく笑う。
生きていることが楽しくて仕方がないというように、常に、幸福そうな笑みを絶やさない。
彼女といるのは楽しかった。彼女の楽しさが伝染してきたかのように楽しかった。
彼女は、彼女の人生を……今を、心から楽しんでいる。
そして、僕も、今を、楽しまなきゃいけない、というような気分にさせられる。
僕の何をどう気に入ったのかは、僕には、まるで分からないけど、
彼女は、僕の一挙手一投足に対して、喜び、驚き、共感、安心、違和感、そして、不安をあらわにして反応した。
そして、全ての感情を喜びにかえて、満面の笑みで、彼女は嬉しそうに笑った。
彼女は、優しい目で僕を見て、笑う。
僕は、3年ぶりに笑う自分を、不思議と、自然に受け入れていた。
彼女の楽しそうな笑みをみると、僕は、彼女の思いに応えなくちゃいけない、そう思わせられた。
彼女の笑みを壊してはいけない。彼女の優しい瞳を涙で曇らせたくない。そう思った。
◇ ◇ ◇
夕暮れの中、僕は、桐島さんと別れ、マンションへの帰り道を歩きながら、その日のことを思い返した。
僕は、ポケットの中にしまっていたものを取り出し、その小瓶の中を覗く。
その青い繊維を確認したとたんに、さっきまでの楽しい気持ちと、僕の笑みが、僕の中から消えていく。
僕の足は、徐々に動きを緩慢にして、公園の前で、僕は立ち止まった。
僕は、公園のベンチに座って、手のひらの上に置かれたペンダントの小瓶を見つめる。
『碇くん、信じてる。待っててね』
僕の手のひらに、涙の雫が、ポツリ、ポツリと落ちる。
「綾波……」
綾波は、僕の何を信じたの?僕が待つことができるって、信じたの?
でも……僕は、何を待っていればいいのさ?
『あたしはヒトになるの』
ヒトになった綾波が、いつか、僕の前に現れてくれるの?
綾波じゃなくなって、普通の女の子になって、綾波じゃない女の子として、僕の前に?
僕は、それを信じて、待たなきゃいけないの?その時まで?いつまでも?
「ずるいよ……綾波」
僕は、そんなに強い人間じゃないんだよ。
綾波がいないと何もできないよ。僕は、綾波がいないと……お願いだから……
僕は許して欲しかったんだ。僕が綾波のところへ行くことを。でも、綾波はそれも許してくれなかった。
ただ、『信じてる。待っててね』と一言いうだけで……ずるいよ……綾波……
「おにいちゃん、どお、ちたの?」
不意に、舌足らずの幼い声が、僕の足元から届いて、僕は驚いて目を開けた。
「おにいちゃん、いたいいたい、なの?」
柔らかそうな黒い髪の可愛い女の子が、僕を下から覗き込んで、心配そうに問いかける。
「あゃ……」
僕は、驚いて叫びそうになり、言葉を飲み込んだ。
女の子は、パチパチと瞬きをしながら、僕を不思議そうに覗き込む。少し薄めの茶色い瞳で……でも……
「モモちゃ〜ん、なにしてるの〜?もう、おうち帰りますよ〜!」
「はぁ〜い。あー、まま、まってぇ〜」
小さな女の子は、若いお母さんに呼ばれると、慌てたようにパタパタと走っていってしまった。
僕は、その女の子のうしろ姿を、ただ、ぼぉっと見送った。
「まさか……でも……」
僕には……分からない……でも……
◇ ◇ ◇
「おはよう!シンジ君!」
「あ、おはよう、桐島さん。昨日は、どうもありがとう」
翌朝、教室に入ると、桐島さんは僕に元気よく朝の挨拶をし、僕はそれに応えて、昨日の礼をいった。
「ううん。私こそ、と〜っても、楽しかったよ!ありがとう、シンジ君!」
「う、うん。それでさ、後で、ちょっと、話したいことがあるんだけど……」
「シンジ君が私に?なになに、話したいことって?」
「ここじゃあ、ちょっと……だから、あとで……」
「うーん、シンジ君って、案外、じらす人なのね?うふふっ、でも、わかったわ。じゃあ、あとでね」
「う、うん。ごめんね」
明るくウインクをして、席に戻る桐島さんに、僕は小さく謝ってから、僕も席について授業の準備をした。
きっと、桐島さんは、楽しみにしている。でも、僕の話は……そんなに楽しい話ではない……と思う。
だから……ごめん……桐島さん。
◇ ◇ ◇
昼休み、僕は、桐島さんを誘って、屋上で昼食をとっていた。
仲良くお弁当をもって屋上へ向かう僕たちを、誰かが冷やかしているような声が聞こえたが、
僕は、別に気にならないし、桐島さんも気にする様子は見せなかった。
「シンジ君って、お弁当、自分で作ってるんでしょ?」
「え?う、うん。そうだけど、なんで?」
「うふふっ、シンジ君のことなら、私、なんでも知ってるよ」
桐島さんは、いつもの笑顔でそういって、明るく続ける。
「シンジ君って、身寄りもなく、たった一人で暮らしてて、なのに、すっごく勉強できるし、
お料理もマメに作ってる。偉いな〜って、ずっと思ってたの。」
「そ、そうなんだ……」
「うん。ずっと独りだから、人付き合いが苦手なんだなって思うけど、でも、シンジ君って、
いっつも、他人に、すっごく気を使ってて、絶対に、人が嫌がりそうなことはしないよね?
シンジ君って、すっごく優しい人だと思うの」
優しい人……そういえば、綾波も、僕のことをそう言ってた。僕には分からないけど。
僕は、人を傷つけるのが嫌だ。でも、それは、自分が傷つくのが嫌だから、ただ、それだけなのに。
「ううん。なんとなく分かるの。でも、それって、他人を自分に置き換えて考えられるってことだと思うの。
人の気持ちを思いやることができるってこと。昨日だって、本当は乗り気じゃなかったのに、嫌な顔ひとつせずに、
私に付き合ってくれたもの。だから、昨日で、シンジ君のことが、もっと好きになっちゃった」
桐島さんは、ニッコリと笑顔で僕をみる。その優しい瞳には、いっぱい涙がたまってる。
「ごめん。桐島さん。僕は……」
「うふふっ、やっぱり、思い出は、しまい込めないでしょ?」
「う、うん」
「きっとそうだと思ったんだ。朝から覚悟してたから」
桐島さんは、袖でゴシゴシと涙をふいてから、ニッコリと笑って続ける。
「だから、大丈夫。それに、本当は、昨日、駅で、握手して終わりにするはずだったから」
「……ごめん」
僕には、それしか言えない。本当にごめん、桐島さんは、素敵な人だと思うし、応えたいと思うけど……
「その代わり、教えてくれない?シンジ君の好きな子のこと」
「え……」
「昨日、私がシンジ君の力になれるなら、なってあげたいって、言ったでしょ?それは本当だから。
だから、話をきくだけでも、シンジ君にとっては、話をするだけでも、きっと、シンジ君の心は……」
そこまでいって、桐島さんは言葉を詰まらせて、そして、優しい目を潤ませて僕を見つめる。
「だから、お願い」
「……ありがとう、桐島さん」
僕は、桐島さんの真剣な瞳に答えた。桐島さんは、本当にいい人だ。僕のことを優しい人だと言ってくれる。
そして、それが僕の弱さによるものだということも理解している。その上で、力になりたいと言ってくれる。
「3年前……僕は、僕の好きな人を失ったんだ」
僕は、ゆっくりと口を開いた。僕は、本当のことをいいたい。そして、本当のことを桐島さんに分かってもらいたい。
「その人は、本当は、ヒトではなかったんだ。その……詳しくは言えないけど、
彼女は人間の姿はしていたけど、本当は……人間じゃなかったんだ」
僕は、そこで息を吸い込む。桐島さんは、じっと僕をみつめている。僕は、話をつづける。
「でも、彼女は、僕とずっと一緒にいるために、ヒトになるって、そういって、消えてしまったんだ。
いつか、ヒトになって、僕の前に現れる。その時まで待ってて欲しいって、僕を信じてるって。そう言って…」
桐島さんは、真剣な表情で、でも、優しい瞳で僕を見ている。そして、小さく呟く。
「ずるいね、その子」
「うん。僕も、そう思った」
「でも、本当にシンジ君のことが好きで、信じてるんだね」
「うん。そう思う」
「ずるいな、シンジ君は」
「え?」
「その話、私に信じろっていうんでしょ?」
「でも、本当のことなんだ」
「分かってる。そうじゃなくって。その子がシンジ君のことが好きで、シンジ君のことを信じてて、
シンジ君もその子のことが好きで、その子のことを信じてるって、私に信じろっていうんでしょ?」
桐島さんは、ふぅ〜と一つ息を吐いてから、頬を膨らませて明るい口調で続ける。
「そう!ずるいよ!シンジ君は。それじゃ、私の、この恋、絶望的じゃない!」
「ご、ごめん」
「ほんとーに、悪いと思うなら、もうひとつ!シンジ君の思い出のペンダント見せて!」
「え……ああ、これ……いいよ」
僕は、胸からペンダントの小瓶を取り出して、桐島さんの顔の前に持ち上げる。
「青い糸?……髪の毛?その子のなの?」
「う、うん。空色の髪をした、神秘的な外見の女の子だった。
でも、次に会う時には、きっと髪の色も、名前も、何もかも違ってると思うけど」
「それでも、その子だって、分かると思うの?」
「うん。たぶん……きっと分かる。僕は、そう信じてる」
「そっか……やっぱり、ずるいな、シンジ君は!」
「どうして?」
桐島さんは、ちょっと拗ねたように頬を膨らませたあと、ニッコリと笑って僕に答える。
「ううん。ありがとう、私に見せてくれて」
「う、うん。桐島さんには、本当のこと、知って欲しいと思ったから」
僕がそういうと、桐島さんは、じっと僕の顔をみて、何かを思いついたように、クスッと笑って、僕に問いかける。
「それじゃ、私たち、親友よね?」
「え?」
「しょうがないから、恋人は諦める。でも、親友、ならいいでしょ?」
「……うん。親友……その……桐島さんは……」
「いいから、いいから。シンジ君と私は、親友。ね?いいでしょ?」
「う、うん。僕は、いいけど……」
「それじゃあ、親友同士で、よそよそしい呼び方も変だから、シンジ君は、私のこと、これからは、マナって呼んで」
「え!?……その……呼び捨てで?」
「うん。マナって呼んで。お願い、お願い、お願い!」
「え、あ、その……」
桐島さんは愛らしい笑みを浮かべながら、手を合わせて、僕に愛らしく懇願する。
僕は、桐島さんの必死の懇願に、戸惑いながら、彼女の下の名を呼んでみる。
「……マナ」
「ありがとう……シンジ!」
桐島さんは……マナは、そういって、僕の胸に飛び込んできた。僕は、驚きながら、マナの身体を抱きとめる。
その……華奢で、繊細で、柔らかくて……、優しくて……元気で……とても前向きな……
「うふふっ、これからもよろしくね!」
(とりあえず、おしまい)
あとがき
えと、筆者なんですが……
とにかく、「ずるいよ、綾波!」ってことで……
シンジ君は、どーすりゃいいんだ?と思い悩みまして。
どう考えても、あの後、シンジ君はウジウジと悩んで、廃人状態やん!(>_<)8
で、高校時代ぐらいは、元気で明るい女の子に、翻弄されながらも、
楽しく過ごさせてあげるってので、どうかな?…と。
もちろん、シンジ君は綾波のことを信じて待ち続けるスタンスのまま。
え?それじゃあ、マナちゃんが可哀想やん!って?
大丈夫、このマナちゃんなら、失恋も、明るく元気にバネにするでしょう!(作者が言うんだから、間違いない)
大学に進学する時に、自然消滅とか……なんたって、高校生の恋ですから、そんなもんやろ?…と、
案外、そのうち、シンジ君の方が振られちゃうような気もしますね。優しいだけのオトコなんて!……ね?
マナちゃんのイメージは、もちろん、霧島マナなんですが、一応、別人ってことで桐島にしてみました。
ちなみに、モモちゃんは……綾波さんなのかな?(それは、筆者にもわかりません)
それでは、
もし、あなたがこの話を気に入ってくれて、
そして、もしかして、筆者の他の作品も読んで下さるとして、
また、どこかで、お会いしましょう。
2015年7月21日 某所にて
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