超絶怒級大発明家リツコさん



Vol 1  野性の王国
「前にロンド・ベルに協力した時にダンクーガに乗る超獣戦機隊ていたじゃない、野人の力をうんたらかんたで『ヤぁってやるぜ』みたいな」
「先輩、野性の力ですよ」
「ええ、あの時は良い男ぞろいで。特にアムロさんの声が最高に」じゅるり
「あれを活用出来ないかと思って、本能を司る海馬に作用する薬を開発してみたの」
「ふんふん、それで」
「取り敢えずチルドレンどもに投薬してみました」
「あんた、何考えてんのよ!」
「嗚呼、顔に拳銃を押し当てないで。死ぬなら美しく死にたいの」
「今すぐぶっ殺す」怒
「なんか三人とも野性化と言うよりも猫化してませんか。ああ、レイちゃんとアスカちゃんがお互いを威嚇しあってます」
「うふふっ、恋の季節だもの」
「喧嘩が始まちゃいました。あっ、レイちゃんが勝ったようです」
「さすがFF世界での猫化率No1キャラね」
「シンジ君とレイちゃんが顔を擦り合ってます、なんて不潔な」
「求愛行動ね」
「をいをい、始めちゃったわよ」
「ふむ、服を脱がす時は前足を使うのね。貴重なデータが取れたわ」
「わ〜い、何からツッコんでいいやら」


Vol 2  ○ーリーズ
「ズギャーンと画期的な靴を発明したわ、この踵に付いたウィールで地面を滑る様に転がっていけるのよ」
「ミサトさん、あれってヒ○リーズですよね」ひそひそ
「ええ、まさしくヒー○ーズその物ね」ひそひそ
「はいそこ、コソコソ話しない。兎に角ロンより親ツモ上がりて言うし、シンジ君のサイズに合わせてあるから履いてみて」
「ええっ、僕ヒーリ○ズ苦手なんですよ」
「大丈夫、これに慣れればIFS付けてエステ○リスにも乗れる様になるわ」
「リツコ、それ番組が違うわ」
「あっ、結構滑りやすいや」
「この靴の特徴は」
ギュン
「わっ、なんだ!、うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーぁ」
ドンガラガッシャーン
「有る程度勢いを付けると内臓されたモーターが駆動して自走する様に出来てるのよ。ところでシンジ君は?」
「あれ」親指でクイクイ
「シンジく〜ん、上手くバランスを取らないと危険が危ないわよ〜」
「もう遅いって」
ピーポーピーポーピーポー


Vol 3  猫みみ
「レイに猫耳、アスカに猫耳、猫耳型インターフェイスと猫耳話は数有れど、こんなネタは未だ克って無いはず」
「またくだらない事を・・・・・。で、何に猫耳を付けたよ」
「ふっ、さあ心して見るがいい。ライトアップ!」
バッシャ、バシャ
「これぞ猫耳付型汎用決戦兵器人猫人間エヴァンニャリオンよ」ズギャーン
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「まあ、エヴァはもともと猫背だけど・・・すんげー変」
「あう」
「・・・赤木博士」
「なにレイ」びくびく
「・・・無様ね」
「ちくしょー、チョッとばかし猫レイがもてはやされてるからって。私なんて猫好きだって言ってるのにあんまり猫耳付けた事ないのよー」
「あーもしもし保安部、赤木博士を拘束して精神病棟に閉じ込めてちょうだい」


Vol 4  プレゼント
「シンジ君のクリスマスプレゼントに何を贈ればいいのか困っていると」
こくこく
「そんな時にはこれ、『ガラナチョコー』!」テッテケテテーテッテケテテテーージャン
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・ふん。そんなの体にリボンを巻いて『私をあ・げ・る(はぁと)』でいいぢゃない」
「お姉さん!」
「・・・レイ、あなた本気と書いてぽんげなのね」
「何を言っているのか分らないわ」
「ダメよレイ、そう言う事は自分で考えなくちゃ。本当に贈るのはまごころなんだから」
「・・・・・・あっ・・」
「思いついた」
ごにょごにょ
「なんで二人きりで耳打ちなの?・・・ふんふん・・あ、それ良いわね。きっと喜んでくれるわ」
「本当に?」
「ええ。それじゃレイ、準備を始めましょうか」
「でも・・・」
「そっちは技術部に徹夜でやらせるから。こっちはパーティーの準備よ。まずは美味しい料理に手作りケーキ、それとレイのドレスアップね」


Vol 5  プレゼント2
「ひどいやリツコさん。フォーマルな格好でここに行けーて地図渡されるし。あーあ、今夜のクリスマスの準備どうしよう」
てくてく
「あれ、ログハウスだ。地図はここを差してるし。ジオフロントにこんな施設があったんだ」
ピンポーン
「いらっしゃい・・・」
「あ、綾波」
「どうぞ、中に入って・・・・どうしたの?」
「あ、いや。見とれちゃって・・・・良く似合うよそのドレス・・・・綺麗だ」
「あ・・・ありがとう・・」
「「・・・・・・」」
「そ、その、おじゃまします。わぁ、すごい料理。どうしたのこれ」
「おねぇ・・がいしたの、赤木博士に。手伝ってもらえる様に」
「じゃあ、手のバンソウコーは・・・」
じ〜〜〜〜〜〜〜ん
「冷めないうちにどうぞ」
「いただきます」もぐもぐ
「!、美味しい。すごく美味しいよ」
「ありがとう」てれっ

数十分後

「はあ〜、もうお腹いっぱい」
「時間・・・・碇君、窓の外を見て」
「外・・・あ、雪だ」
「クリスマスプレゼントに何を贈れば分らなくて、物より思い出を。おねぇ・・がいしたの赤木博士に、雪景色を見せてあげたいって・・」
「僕はプレゼントを持ってきてないよ」
「いい・・・。ドレス姿を見て綺麗と言ってくれた。料理を美味しいと言ってくれた。何より、碇君とこの景色を見られた事が私にとってのプレゼント」
「そう言う訳にはいかないよ。用意したプレゼントを贈れ無いのは寂しい事だから。明日、明日もう一度会おうよ、こんな素敵なプレゼントじゃないけど・・・受取ってくれる」
「・・・・はい」


Vol 6  プレゼント3
「はぁ〜、良い雰囲気なってる頃かしら。あの子口下手だから心配だわ・・・・。ま、そんな心配必要ないか。なにせケーキに乗せたメッセージチョコはガラナチョコ製、今頃二人は・・・・・ぐふふふふふっ」



あとがき

たぶん続ける

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ひっそりとtambのコメント:続くのかよ!!(激爆)