超絶怒級大発明家リツコさんVol 7〜10



Vol 7  猫みみ2
「レイに猫耳、アスカに猫耳、猫耳型インターフェイスと猫耳話は数有れど、こんなネタは未だ克って無いはず」
「そのセリフ前にも聞いたわよ。で今回はなに」
「ふふふっ、よくぞ聞いてくださいました。猫耳だけではネタ尽きが早いから別の耳を付けてみたのよ。でわライトアップ!」
バシャ、バシャ
「あ、綾波」
「違うわ、『馬みみレイ』よ」
「とほ〜、単に語呂が良かっただけぢゃない」
「それだけぢゃないわ、これは後々への布石。仕掛けよ」
「碇君・・・・、変?」ヒョコヒョコ
「そんな、不安気な上目使いに小首を傾げて軽く握った手を口元に添えて耳を揺らされたりしたら、僕は、僕は」ハァハァ
「なんかシンジ君の言ってるネタ、どっかで見た事あるわね」
「つまり、『お茶会』を読めって事ね」

>いや、読まなくていいです。恥ずかしいから


Vol 8  超シンジ君
「ふうふう、やっと追い詰めたわ。シンジ君、どうして逃げたりするの」
「普通、注射器持って追いかけられたら逃げますよ」
「そんなの些細な事よ。ちゃっちゃと打たれちゃなさい。ジク〜〜〜〜とするだけだから」
「すんげー痛そうな表現だし。それより何の薬なんですか」
「このサイトでは御法度(?)の『スーパーシンジ君』になれる薬よ」
「なんなんですそれ」
「いわゆる『くっくっく……ワッハハハハ』であ痛たたな性格になれるのよ」
「ぜんぜん良い事無いじゃないですか」
「あら、そんな事ないわよ。例えばミサトとアスカに家事全般を押し付けられて虐げられた生活から脱却できるわよ」
「・・・・・」
「仕返ししてみたいと思わない?。日頃から威圧的な司令だってビビッておしっ○ちびらせちゃえるかもよ」
ぐら
「ぼ、ぼ僕はそんな事望みません」
「くすっ、ちょっとぐらついたわね。それと当たり前の特典だけどレイだけは心を開いてくれるの。こんなふうに・・・・

学校には自分の居場所は無い。自ら招いた所業だ、それはわかっている。
屋上のフェンスにもたれかかり景色を眺める。
不意に気配を感じて首だけで振り向く。
レイが申し訳なさげにちょこんとシャツを摘んで俯いていた。
「碇君が何を苦しんでいるのかわからない・・・・でも・・・」
顔を上げてシンジを見つめるレイ。
「あなたの苦しみを私にも分けてほしい・・・一人よりも二人の方がいいもの・・」
シンジは泣きそうになった顔を隠す様にレイを抱きすくめる。
「・・・綾波がいてくれて良かった・・・」
「私も・・・碇君がいてくれてよかった・・・」
こんな幸せが有るだろうか、お互いの温もりを確かめ合う様に何時までも抱き合っていた(一部パクリ)

てなシチュエーションも思うがまま!」
ぐらぐらぐら
「ふふふっ、シンジ君は正直者ね。萌えちゃった」
「くっ、ちょっと良いかもって思ってしまった。その薬、副作用とか無いんですか」
「副作用は無いと思うけど(オイっ)制約がかけられてるの」
「ど、どんな」
「私に絶対服従、それと家事全般をみる様になってるわ」
「今と変わんね〜じゃん」


Vol 9  猫みみ3
「レイに猫耳、アスカに猫耳、猫耳型インターフェイスと・・以下略」
「なんかやる気無しね」
「今回は事情があってね・・・。で、さっさと登場」
バシャ、バシャ
「『馬づらレイ』よ」
「嫌だー。僕の知ってる綾波はもういないんだ。カヲルくふ〜ん」
「あ、逃げた」
「トラウマにならないと良いんだけど」
「・・・・碇君のばか・・」
「本当は『馬なみレイ』が元ネタなんだけど、シンジ君向きのネタだからボツになったのよ」
「なにが馬なみなのよ」
「なにがって(きゃっ)、あんさん、うちの口から言わさんといて」
「なぜ京都弁?」


Vol 10  ザ・ハンド
「・・・・・・」もじもじ
「・・・・・・」もじもじ
「くぅ〜、じれったいわねあの二人」
「葛城さん、覗き見は出歯亀ですよ」
「すぐ隣に座ればいいのにわざわざちょっち離れてベンチに座るのよ。」
「こんな時にはこれ、『ザ・ハンド』」
パパパパッパパー
「こいつの能力は『削り取る』事。例えば」
ヒュバ ヒュバ
「ん・・・なにー!?、『8番ゲート入口』のプレートの『ート入』が無くなって『8番ゲロ』に」
「こいつで削ったモノがどこに行くのか知らね〜けどよ〜」
「もう口真似はいいから、マヤちゃんもノらない。で、どうするのよ」
「ふっ、まあ見てなさい」
ダッシュでダダダダッ
「あ、リツコさん」
「・・・おねぇ・・さん?」
ヒュバ ヒュバ
そしてダッシュで逃げる
「ハヒハヒ、フー。二人の間の空間を削り取った。そして空間が閉じる時にどうなるかって言うと」
シュン
「あ!、瞬間移動して二人の距離が一気にゼロに。ついでに勢い余ってシンジ君がレイちゃんを押し倒しました!!」
「この様に周りを吸い寄せてテレポートするのよ」
「よっしゃー、いけー、チューのひとつぐらいかましたれー」
「レイ、固まってちゃ駄目。こうゆう時はそっと目を閉じてちょっとアゴを突き出すのよ」
「うひ〜。こんな保護者で大丈夫なのかしら」



あとがき

リツコさんから妖しい匂いがギュンギュンします。

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