レイの心模様

第8話     浮揚


レイの心は弾んでいた

引越しと云う作業

だが、家にあるのは制服とベッド、小物ダンスくらいですぐに運び出せる

引越し先はシンジの家の隣

本当はシンジの家で一緒に生活したかったのだが、部屋が無いので諦めた

ただし、シンジの家とリヴィングを繋げたが・・・

アスカも新しい家へ移ってくる

これも、嬉しい事の一つだ

二人が一緒の家で住んでいることになんとも言えない感情を抱いていたが、これからはそんな事も感じないだろう

だが、一番嬉しかったのはシンジの言葉

「綾波は寂しいんだね。ごめんね気づいてあげられなくて」

その後の一言

「何時も傍にいるから、引っ越してきなよ」

だった

レイの心に温もりが溢れる

嬉しかった、絆が深く結ばれる様で





引越し先には、既に家具が入っていた

シンジ達の家と繋がる部分には扉がある

だが、そんな事は関係無い

シンジが傍にいるのだから

綺麗に掃除された家

人の温もりを感じる家

レイは心が浮き上がるような感じを覚える

そして、シンジ達に迎え入れられる

「お帰り」



だからレイは答えた

「ただいま」

と、笑顔と共に

これから始まる新しい暮らしに

期待に胸を膨らませながら


後書き


・・・やってしまいました(笑

お約束ですよね、同居若しくは隣に住むなんてのは(笑

次はマグマダイバーですね

どんな感情が待ち受けるのか・・・

お楽しみに

タッチでした




ぜひあなたの感想をタッチさんまでお送りください >[touch_an007@ksj.biglobe.ne.jp]


【戻る】【進む】

【「レイの心模様」目次】 【投稿作品の目次】 【HOME】