2008年の日記
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12月30日

 企画も無事終わった(ような気がする)し、それについて何か書くべきなのかもしれないけど、総括で書き尽くしたのでもう書くことは何もありません。

 とりあえず腰が痛い。これは椅子に座りすぎだということは判明していて、じゃあいい椅子をという話題は恐らく以前にも書いてると思うのでもう詳しくは書かないけど、要するにどうせ買うならこの椅子だろと思ったワーキングチェアが30万で、たかだか椅子に30万も払えるものかということで判断停止したということです。今見たら20万ちょいだったけど、まぁ同じことだわな。もうちょっと安くて腰にいい椅子はあるんで、それを買えばいいんだろうけど。もっと儲かったら考えよう。と考えて何年経つのか(笑)。
 いずれにしても椅子で腰痛は治らないので、湿布と一番安いコルセットを買って来た。快適(笑)。人間14年も生きてるといろんなところにガタが来るものです。

 さて、今年も終わりです。今年は連載をと言ってまたダメでした。来年こそは連載をとはもう言いませんといった感じですが、これはもう恒例行事と化しているので(爆)、しつこく書きます。来年は連載を開始します。どうせならこう書こうかな。来年は長編を1本完結させて、もう1本長編を開始します。恐らく達成するであろう100万ヒット記念企画もやりましょう。他に短編を5〜6本書きましょう。FF/SS講座(暫定版)も暫定の文字を取ります。あとは何だ。プロデビューでもするかw

 では皆様、良いお年を。

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10月23日

 流れ的には企画のことを書くべきなんだろうと思うが、今回はヘッドホンのことを書かせていただく。

 実に全く素晴らしいタイミングでヘッドホンが壊れた。片方のチャンネルが聞こえなくなったのである。とりあえずその場をしのごうと思い、たまたまあった100円ショップで100円のヘッドホンを買った。音は出た。以上である。

 それはそれとして(^^;)、今まで使っていたヘッドホンは、過去日記によれば2002年の2月に買ったSONYのMDR-EX70SLである。日記とはなかなか便利なものであると実感したのだったが、わざわざリンクするのもどうかと思うので、引用させていただく(まぁそれもどうかと思うが)。

 全体的な印象としては、ややこもり系の音。歌とかはやや鼻ツマミ系の声になる。これは女性ボーカルだとよくわかる。ダメな人はこれが許せないかもしれないが、私的には許容範囲内。
 解像度は思ったより高い。オフで録った(と思われる)ドラムの空気感とかわかる。
 周波数特性的には、そんなに広い方じゃない。でも元気があるのは、適正な所にアクセントを付けてるからだと思う。電車の中で聞くならこのくらい派手な方がいい。こもり系で元気があるって感じるのも珍しい。
 高音域の硬さはもう気にならなくなった。エージングが進んだのではなく、慣れたのだと思う(^^;)。
 低音域は、よく出ていると言う印象は変わらない。高音に比べてレベル的に出すぎかも。「Iravati」の2曲目に入っている「I'll be there」の最初のキックとか(打ち込みだと思うけど)、あぁこんなに入ってたんだなぁとか思う。低域についてはフォーカスはちょっと甘めかもしれない。
 ちなみに「Iravati」というのは林原めぐみ嬢のアルバムである。
 それにしても、特に大事にすることもなくほとんど毎日のように使い倒して6年間。よく持ったなと思う。お疲れさまと言ってあげたい。

 さて、壊れたからには次のヘッドホンを買わねばならない。実は、次はこれにしよう、と心に決めたヘッドホンがあった。それがオーディオテクニカだったりするとまさにぶっとびなんだろうが、さすがにそうはいかない。これはイメージの問題だが、同じく2002年2月の日記にこう書いている。
 家ではA社の密閉型を使っている。これはどっちかというと疲れるタイプのヘッドホンで、高音は比較的おとなしいが、分離のいいタイプである。くせはあんまりないと思うが、のんびりと音楽を聴くには適さないように思う。音楽のアラが目立つと言うか。鑑賞用にはもっと適したものがあると思う。
 このA社というのがオーディオテクニカなのである(家で使っていた密閉型というのはさすがに壊れた)。こういうイメージで候補を絞っていかないと、悩みに悩んで何も買えないのである。誤解のないように書いておくが、こういうのは好みの問題であって優劣ではない。ついでに書いておけば最近のテクニカのヘッドホンの音は聞いていないので評価はできないのであった。

 で、心に決めたヘッドホンは何かといえば、驚くなかれDENONなのである。AH-C700というものである。最安値で1万をやや越える程度、その辺で買えば1万5千円弱くらい。踏ん張れば買えない値段ではない。5年も使うと思えば安いものである。だがしかし、私は先日ハードディスクを買ったばかりなのであって、全く金がないのだった。1万円は出せない。しかし今ヘッドホンが必要である。
 ではどうするか。何を買おうかとあっちゃこっちゃで試聴しながら楽しく悩んでいた頃、DENONの有力な対抗馬として考えていたのがゼンハイザーのCX300というヘッドホンである(さっきからヘッドホンヘッドホンと書いてますが、特に断りのない限りカナル型のイヤホンを指すと考えてください。個人的には屋外で使うにはこれ以外に考えられないのです)。なぜこのCX300ではなくAH-C700を心に決めたのかといえば、せっかく次に買うんだからちょっと奮発して、というのが主な理由なのであった。実際、店頭試聴では、大まかな傾向はともかく細かい区別はなかなかつけにくいのだ。イメージの問題なのである。

 このCX300、店頭では5,000円弱くらいであった。今の私には厳しい値段である。だがしかし、実はCX300はなんとフォスター(フォステクス)のOEMなのである。同じOEM供給の製品として、クリエイティブのEP-630がある。店頭で3,000円弱。本当かどうかは知らないが、ゼンハイザーとクリエイティブでは細かいチューニングが違っていて音も当然違うという説もある。比較したいところだがEP-630は試聴コーナーにはなかった。CX300と同価格帯のその他のヘッドホンも比べてみたが、能率がいいのかインピーダンスが低いのか、音がでかくてまともに比較するのは難しかった(一般に音がでかいといい音に聞こえる)。というわけで、ゼンハイザーブランドごときに2,000円も払えるか! チューニング? 知ったことか! という、ほぼ勢いのみでEP-630を買ってきたのだった。予想外にポイントがたまっていたので、実際には2,000円ちょいで買えたのだった。ポイント万歳!

 私は電車の中で聞くなら音はドンシャリであるべきだと思っていて、そういうヘッドホンしか選択肢には上がって来ない。特に重視するのは低音である。
 ではこのEP-630はどんな音であったか。EX70SLと比較して書きたいところであるが、6年間使い倒したヘッドホンと直接比較するのはフェアではないと思われるので、印象のみで書く。
 とりあえずの第一印象が、低音がどうこうと言うよりも高音の伸びが素晴らしいというものであった。ピアノの高音部はクリスタルのごとくきらびやかに輝き、ドラムのシンバルやハイハットはまばゆいばかりの鮮明さで地平線の彼方まで広がってゆく。はっきり言ってやかましい(笑)。ちなみにというか、私の耳は長年の酷使によって高音域の感度が落ちている。厳密にチェックしたことはないが、恐らく18kHzあたりはほとんど聞こえていないはずである。従って、EP-630のハイエンドが実際にどの程度まで伸びているかは定かではない。高音部が鮮明に聞こえるのはエッジが立っているというか、解像度が高く明瞭であるということではないかと思う。実際、細かいところまで良く聞こえる。低音部は、高音部にややマスキングされている感はある。だが量はかなり出ているし、解像度もかなりあるし制動も効いている感じがあるので、ちょっと鳴らして高音部が落ち着いてくれば(あるいは聞いてる方が慣れれば)かなりいいのではないかと思われる。実際、聞いていてかなり楽しい。
 なんだかほとんど欠点がないように感じるかもしれないが、とにかくシンバルやかましわというのが強くて、特に欠点は見当たらないというのが実際の所なのである。しばらくしたらもう一回書こうと思う。
 そして、お気づきの方もおられるかもしれないが、このEP-630の印象は、私が持っているオーディオテクニカに対するイメージそのものなのであった(爆)。

 というわけで、唐突だが本日の日記は、現時点でとんでもなくずぶずぶに沈みこんでいるののさんに捧げたい。

 音が違うと、楽しいです。

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9月18日

 キレたとかムカついたなんて、暴力行為の理由にはならないんだそうだ。当たり前である。なぜキレたりムカついたりしたのかという理由が問題なのであって。

 ちょっと前の新聞に、中高年がキレるという記事だか特集だかが載っていた。中高年がキレるというのは少し前から話題になってはいるが、この記事は自治体の窓口で突然怒り出す中高年について書いている。中高年がなぜ窓口でキレるのかというと、「職場の悩みや将来の不安などが背景に潜んでいる」「会社では閑職に回され、家でも休まる場所がなく、ついイライラしてしまった」「医療費などが高く生活に余裕がない。近所に気安く話せる人もおらずストレスがたまっていた」「高齢者の場合、相手から自分が尊重されていないと感じた瞬間、社会へのストレスや孤立感など普段から蓄積された感情が怒りとして爆発することがある」のだそうだ。
 そんなことが理由になるのか?
 と、軽くキレてみましたw
 しかし、ならばなぜ青少年がキレる場合はネットだゲームだアニメだということになるのであろうか。
 自治体も対応に苦慮しているが、コミュニケーションを図ることも大切と年配職員を相談役に配置するなどの対策に乗り出すところも現れたらしい。なんだったら妙齢の美しい女性を配置してお色気でかわすという手もあるのではないだろうか。世も末である。


 下に書いたパソコンの話だが、ThinkPad X61はリンク先のラインナップから消えた。残るのはX61sかX200かということになろうが、安い方のX200にしてもウルトラベースなるものをつけると結構なお値段になる。そうなると狙い目は中古ということになろうが、そもそも「小さいパソコンが欲しい」という欲求からの大幅な妥協である事を考えると虚無的になる。ウルトラベースってのはなかなか魅力的なんだが。うーむ。
 しかし持ち歩く事を考えると小さいということは絶対条件なわけで、だとすると以下思考ループ。

 以上、日記月2回クリア(爆)。

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9月11日

 せめて月に2〜3回は日記を書こうと思ったということを、たった今思い出した(爆)。

 何かを買おうと思ったとき、予算以外の問題で妥協しなければならないのは悲しいことである。
 というわけで、今回はパソコンが欲しいなという話。

 小さいパソコンが欲しい。最近の私はあっちこっちに移動することが多い。ノートパソコンの類は持ち歩かない(持ってない)ので、その度にネット環境がなくなる。それはちょっと辛い。今やザウルスのバッテリーもほぼ死亡状態なので執筆環境も持ち歩けない。それが何より辛いのである。ザウルスを中古とかで買い直すなりなんなりすればいいのかもしれないが、どうせだったらメールチェックとかもしたい。ならばパソコンである。最近はUMPCというジャンルの製品が出てきており、持ち運びに耐える製品群も徐々に充実しつつある。

 私の条件はこうである。まずは両手で持って親指で入力できること。タッチタイピングの必要はないのである。
 意外なことに、この条件でいわゆるUMPCの多くが落ちる。残るのは、古くからあるSONYのVAIO type U、富士通の新しいLOOX U、Raon DigitalのEVERUN NOTE、GIGABYTEのM704、HPの2133くらいである。他にもやっぱりRaon DigitalのEVERUNとか、wibrainのB1とかウィルコムD4とか工人舎のSCとかあるけど(結構あるな)、様々な事情により却下である。

 次の条件が、いわゆるポートリプリケータが使えることである。家にいるときもメールチェックとか文章書きには使いたい。いちいちデータを移動したりするのが面倒なのはザウルスで経験済みである。家にいるなら大きい画面でフルキーボードを使うべきである。ケーブルの繋ぎ替えとかを考えれば、ポートリプリケータが必要なのである。
 これで残るのは、VAIO type ULOOX Uだけなのである。
 VAIOの問題は、画面が剥き出しなので持ち運ぶのにケースが必要であろうということである。これは結構な減点ポイントになる。もうひとつ、キーボードが致命的に良くない。店頭で触った範囲での話だが、これは結構きつい。
 この時点ではLOOX Uには死角はないように思えた。5.6型液晶に1280×800というのはクレイジーで素晴らしい。

 更に次の条件がある。そこそこのマシンパワーが必要であるということである。別にCG作るとか動画作るとかは言わない。ただ、せっかくだからエヴァはどこでも見たいと思うので(爆)、DVDからあれしたファイルはストレスなく再生できないと困る。LOOX Uはどうであろうか?

 というわけで、店頭に行って触ってみた。遅かった。最初から入っている熊の動画は全くの紙芝居であった。なにやら設定がどうとかあるらしいし、そもそもDVDからあれする時にビットレートを考えればいいのかもしれないが、印象は非常に悪い。パソコンなんてのは使っていくうちになぜか遅くなっていくものなので、最初からこれだとキツイのではないだろうか。そうなるとやはりVAIOか? いや、このキーボードは……。

 そもそもAtomというプロセッサーは、速度は犠牲にして省電力とか安いとかそういう方向を目指したものなので、ある程度遅いのは当たり前なのである。

 ではマシンパワーに着目ということになると、出てくるのはEVERUN NOTEになる。これは素晴らしいパソコンである。バッテリーの持ちはよくないが、この速さは素晴らしい。それからこの赤外線マウスポインタ(っていうのか)は秀逸である。NOTEじゃないほうのEVERUNにもついてて、これを触った時は感動した。だが問題は、実機に触れるのかどうかということ。メーカーもメーカーだし、今一歩踏み切る勇気が出ない。あと色が白だけってのも良くないな(動画は黒なのに)。そして最大の問題はやはりポートリプリケータである。

 LOOX Uをもう一度考えてみる。各種レビューを見ても、全くストレス無しと書いてあるのもあれば、遅いと書いてあるものもある。これではわからんが、基準が違うんだろうな。もう一度触ってみるしかないが、問題はVistaとメモリ1Gという部分にあるようである。なんとかなったにしてもAtomはAtomなので、遅いことに変わりはない。

 再度マシンパワーとポートリプリケータに注目してみる。いわゆるUMPCカテゴリには存在しないことが判明したので、12.1型等の、いわゆるB5ノートにまで範囲を広げる。今時ノートパソコンに20万も30万も払ってはいられないので、予算も考慮する。そうすると出てくるのはThinkPad X61ということになろう。メモリを2Gにしてウルトラベースなるものをつけても12万ちょいである。だがしかしここでポートリプリケータを諦めれば、タブレットPCでHPのtx2505/CTなんてのもある。タブレットはどうでもいいがトラックパッドに馴染めない私にとってタッチパネルは非常に魅力だ!

 ここまで辛抱強く読んできた方はお気づきであろうが、既に当初の「小さいパソコンが欲しい」という目的からは著しく逸脱しており、私は何を考えているのかと虚無的になったところで本日の日記を終えたいと思います。LOOX UにCore2Duo載せてくれればいいんだよ!

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8月12日

 せめて月に2〜3回は日記を書こうと、かつて何度思ったことか(笑)。
 その日の日記タイトルはトップに書いて、日記本文内には書いてない。日記にタイトルもクソもあるか、というのがその理由だけど、たとえいい加減にでもタイトルをつけてしまうとタイトルと関連のない内容は書きにくくなるなと不意に思った。

 で、今回のタイトルは「五輪其一」です。其の二があるかどうかはわからん。

 モチベーションをどうやって保つのかという話はけっこうしてると思うんだけど、オリンピックの場合はやっぱり誰々のためとか日の丸を背負ってとかいう話に、結局はなる。これって、自分のためとかいう以上に難しいと思うんだよな。

 例えば私は純粋に自分の楽しみで小説みたいなものを書いてるしサイトやってる。ここに投稿してる人もそうだと思う。まさか綾幸のために書いてるとかいう奴はおらんよな?(爆) 私だって綾幸のために書いてるわけじゃないぞ。念のために書いておくが、綾波レイというキャラクターのために書いてる、とかいう深い議論はここでは避ける(^^;)。
 で、誰々のために、という話なんだが、まぁ誰々が喜んでくれるから書く、というモチベーションはあるかなと思う。誰々が喜んでくれると自分も嬉しいという側面はあるにしても。
 でもオリンピックっていうのは競技だから、勝ち負けがある。応援してくれた人のために金メダルを取りに行くとか言っても、負けることもある。相手だって同じ気持ちで来てるかもしれないんだし、あるいはそれこそ一生の生活がかかってるかもしれないんだし。
 その重圧の中で勝ってしまうというのは凄すぎるんだけど、ぶっちゃけた話が、どうやってモチベーションを高めるのか、なんて悩まなくてもやる気になれるような人が勝つんだろうな。
 何が言いたいのかというと、シンジ君の「逃げちゃダメだ」ってのはこれに近くないかってことなんだけど関係ないですかそうですか。

 話はガラリと変わります。
 話を書くとき、オチを決めずに書き始めるってことはあんまりない。最後の一文が決まってることもあるけど、それをそのまま使った記憶はない。というか、いちいち憶えてない(爆)。オチを決めずに、つまりシチュエーションだけ決めて(というか思いついて)書いて結局オチないってことは、まぁあるけど、これはそういうもんだ。だから連載は止まる。
 問題になるのは話が決まったオチに向かっていかないということで(^^;)、私の場合は行き詰まる原因のほとんどはこれ。例外的には決めたオチがつまらんかったというのもあるけど、これはかなり早い段階で気づくので、行き詰まるというところまでは書かずに放棄することになる。
 メールとかで「今こんなの書いてますよ〜」とか聞いた人で、いつまでたっても発表されないな、と思ってる人は、こういうことが原因だと思ってください。オチそのものは生きてますから、そのうち書きます。

 ま、そのうち書きますで済ませられるものはそれでいいんだけど(いいのか?)、それで済まされない場合がある。
 例えばというか、直面してるのが企画ってやつ。こういう話でこういうオチと決めて、順調に書き始めたものの、話がオチに向かっていかない上に雰囲気すら変わってきた。ちょっとネタっぽいほのぼのもののつもりだったんだけど(「ネタっぽいほのぼのもののつもり」って文は読みにくいな)、なんかそんな感じじゃなくなってきた。そして綾波さんはオチに向かって進んでくれない。
 登場人物をどうやってその気にさせるかというのは常に問題であって、だからミサトの死に直面してもエヴァに乗らなかった(乗れなかった)シンジ君ってのは何なんだよって話になるわけだ。新劇場版でのトウジとケンスケのメッセージってのはいい演出だったと思う。つまりモチベーションなんだよ。おお、話が繋がったぞ(爆)。
 しかし今回のミレアの巣企画における私の話で綾波さんがオチに向かって進んでくれないというのは綾波さんのモチベーションの問題ではないので、これはこれで困ったものである。落とすかもしれん(爆)。乳酸菌ネタでごまかすという手はありやなしや?

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8月5日

 こりゃまたずいぶん間があいたもんだ、などと思いつつ血液型の話。

 基本的に血液型による性格の分類は信じてない。人間の性格がたかだか四種類に類型化できるものか、というありがちな理由による。
 ただ、何かある、という感じは確かにある。私はB型だが、ひとつは、長い年月を経て私の周囲にい続ける人間の半数程度がB型であると気づいたこと。日本においてB型の比率は22%だそうなので、これに有意な差があるとみなしていいのかどうかはよくわからんけど。
 もうひとつは、B型は目立つ――もちろん私にとってはだが――ということ。前述のように血液型による性格の分類に興味はないので何型がどんな性格とかは知らんのだけど、お前B型だろとか思うと、半分程度の確率で当たる。何かあるような気がする。まぁ何かあったからといってどうなるものでもないんだけど。
 で、B型はマイペースとか一人でうろうろしてるとか何とか言うけど、それはよくわからん。ただB型ってのは「うおおお俺は何て事をしてしまったんだああああ、まいっかー。という奴」と言われた時は、そうかもしれんなとは思った。

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6月6日

 というわけでシンジ君の誕生日。
 ほんとは、今はもう明け方の五時過ぎなので7日なんだが、それはそれということで。この言い訳、ちょっと前にも書いたな。しかもかなり最近に(^^;)。
 誕生日物は例によってaba-m.a-kkvさんが投下してくださってるので、そちらをご堪能下さい。と、これもつい最近書いた(爆)。
 私の方は、小ネタは思いついたので、でこればこの週末にでも。できればね。小ネタなんで掲示板投下になりますが。ちなみに予告したレイの誕生日ネタのものは、まぁ書いてはいますがやはり来年になりそうです(爆)。
 というわけで、最近は公私共に妙に多忙でやや潜行気味なのでした。ぶくぶく。

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5月6日

 というわけでサラウンドの話である。今回は(も)長いよ。

 前回サラウンドの事を書いたのは2003年6月28日で、エヴァのDVDを購入した時期であったと思われる。今回サラウンドの事を書くのもエヴァ、じゃなかった、ヱヴァのDVDを購入したからである。実に5年もの歳月が経っている事実に驚愕する。

 前回私は「現時点ではサラウンドシステムを導入する気はない。それはなぜかと言えば、サラウンドなDVDソフトはエヴァしかない上に、うちにはDVDプレイヤーが無いからだ(爆)。DVDはパソコンで見ている。さすがにパソコンの周囲をスピーカーで取り囲む気にはなれん。」と書いている。今はさすがにDVDプレイヤーは導入されたが、諸般の事情によりそれでエヴァ(ヱヴァ)を見ることはできない。従って今でもパソコンで見ている。

 前回も書いたが、ドルビーヘッドホンってのもなぁという気がする。どこかの製品のレビューで、最初は違和感があるかもしれないが慣れれば後ろから音が聞こえるようになる、という記述もあった気がする。慣れると聞こえるってどういうことよ?
 バーチャルスピーカーという技術がある。これは2本のスピーカーでサラウンドを実現するもので、私のパソコンに繋がっているステレオにはこのモードがある(2.1chフロントサラウンドってやつ)。まぁドルビーヘッドホンのスピーカー版みたいなもんだ。左右の広がりは凄まじいものがあるが、やっぱり後ろからは音は聞こえない。どうやら左右スピーカー距離とリスニングポイントの関係とか、それなりにセッティングを追い込まないとダメなようである。そりゃまぁそうだろうなという感じである。

 そんなことで、パソコンの周囲を軽くスピーカーで取り囲んでみようかなという気になったのであった。が、金はない。金はないが、どのくらいの金があれば「とりあえず」という程度でも実現できるのかという意味でいろいろ調べてみた。近い内にパソコンを新調する予定なので、会社をだまくらかして同時に導入するという方法もある(爆)。いや、音は聞かないといけないのよ。仕事的に。

 するとこんなページを見つけた。
http://anond.hatelabo.jp/20080201134647
「安物パソコンで簡単サラウンド」である。コンパネのサウンド設定から4chとかを選択すると、驚くべしライン入力がリアスピーカー出力になるというのである。幸いにもアクティブスピーカーは余っている。さっそくやってみた。結果的にはダメだった。まさかと思ってマイク入力とかにも突っ込んでみたが、やっぱりダメだった。もちろん上手くいく人もいると思うので、アクティブスピーカーが余ってる人は試してもいいと思う。コストゼロで、リスクもない。

 他にもこんなページがあった。
http://dvd.maxell.co.jp/enjoy_dvd/tips/54/index.html
「音声出力端子にサラウンド用のスピーカーを接続し、パソコン側の設定機能でサラウンド機能をオンにするだけ。」とか書いてあって、じゃあフロント用のスピーカーはどこにつなぐんだよとか思うが、まぁ同じような話であろう。

 人間、出来ると思って出来ないとムキになるものである。

 ヤマハでTSS-20という製品がある。もう売っているのかどうかはわからんが、実売で3万円程度である。そこそこ信頼できるメーカーとしてはこのあたりか、あるいはサウンドブラスターのどれかということになろうかと思う。どっちにしても私のパソコンにはデジタル出力がついてないのでサウンドボードを導入する必要がある。パソコンを導入する予定があるんだから、今のパソコンに新しいサウンドボードをわざわざ付けるのもどうかと思う。もちろん今のパソコンをDVD視聴専用にするという手もあるが、OSがWin2000なので色々と制約がある。OSをXPなりVistaなりには、諸般の事情でできないのである。

 基本に立ち返ってみる。そもそも金はないので、なるべく低コストで実現できなければならない。できればトータルで数万円以下。TSS-20とかもそこそこの音はすると思うが、考えてみれば目の前にはそこそこの音がするステレオが既にある。これを活用しない手はないだろう。TSS-20とか買ってもスピーカーのうち3本は重複するのである。これは無駄である。つまり、アナログで6チャンネル(5.1ch)の出力ができるサウンドボードがあればいいのである。パソコンからステレオにはミキサー(こんなの。これを持ってるわけじゃないけど。生産中止製品を選択したのは、もう中止なんだからページもそうそう消えないだろうと思ったから)を通して繋げているので、フロントのLRとウーハーとセンターチャンネルをミキサーにぶち込んでステレオから鳴らし、リアスピーカーには前述の余っているアクティブスピーカーを繋げばいいのである。

 という基準で探してみた。ありましたよ、激安で。サポート無用、玄人志向のAUDIO5.1-USBってのが。某量販店で2,310円。ポイント使って1,000円ちょいで購入しました。
 開封するなりUSBポートに突っ込む。フリーズ(爆)。うむとか思って引っこ抜き、再起動して別のポートに。問題なくドライバがインストールされた。

 長くなるのでその後の奮闘は割愛するが、設定するところが多すぎるのが問題である。OSのコンパネ、DVDプレイヤー(私の場合はPowerDVD)の設定、AUDIO5.1-USBのユーティリティーの設定である。結果的にはコンパネで5.1ch、プレイヤーでは6スピーカー(サウンドの選択はグレーアウトになる)、ユーティリティーはEnable Effectという組み合わせでちゃんとした5.1chとして機能するようである。

 いや、大変でしたよ。様々な組み合わせで前後がちゃんと違う音がしてるかどうか確かめないといけないし(笑ってはいけない。まずちゃんとレベルを合わせないといけないし、ディレイだのリバーブだのがかかってるとこういうもんかという気もするのだ)、スピーカーの組み合わせがイレギュラーなので各スピーカーのバランスを取るのも困難。加えてリアに使ってるアクティブスピーカーは無音だと電源が切れる(音が入ると勝手にオンになる)という仕様なので、あれと思うと電源が切れてたりする。そこそこのレベルを入れてやらなければならぬ。

 で、結論。サラウンドしてます。後ろから音が聞こえます(当たり前だが)。前後は全く違う音がしてまして、リバーブとかそういう世界ではありません。掲示板の方にもあったセリフの問題ですが、センターチャンネルに思いっきり入っているので、製作者側の意図はともかく上げてあげればセリフも明瞭になります。と言うより、センターチャンネルで事実上セリフのレベルだけを自由自在にコントロールできるので、こんなことでいいのかいなと思います(笑)。

 というわけで、今回の私のアナログで色々組み合わせてやるという手法はぶっちゃけお勧めできませんが(^^;)、サラウンドそのものは面白いです。どの程度のコストをかけられるか(かけていいと思うか)はその人次第ですが(笑)。

 で、調子に乗ってEOEのDVDも見てしまい、軽くブルーが入ったのでした(爆)。

 それからAUDIO5.1-USBですが、「玄人志向」というブランドなので、要するにそういう製品です。少なくとも玄人志向というブランドを聞いたこともない人は手を出さないのが吉かと。もう一台のパソコンに繋いだらプチプチノイズの応酬でした。

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4月25日

 暫定税率の話である。
 なんでヱヴァンゲリヲンDVDの発売日にこんな話なのかというと、到着しましたぜメールが来ないために入手できないからである。仕事ぶっちぎって買いに行こうと思ってたのに。世の中ままらぬものである。

 では、まずはガソリン税に関する事実関係の確認から。
 ガソリン税とは、正式には「揮発油税及び地方道路税」と言うんだそうだ。ガソリン税は1954年に道路特定財源になっている。ちなみに自動車重量税や自動車取得税も道路特定財源なんだそうだ。
 で、ガソリン税の本則税率と言われるものが28.7円。1974年に暫定税率というものを導入し、その後2回のアップを経て現状の53.8円になった。税「率」と言いながら単位が「円」なのがよくわからんが、とりあえずはこういう話だ。
 そもそもなんで暫定税率なるものが導入されたのかというと、当時は石油ショックというのがあったため、石油の消費を抑制することを狙いとしたらしい。車(特に自家用車)を所有するのは贅沢だという考えもあった模様。

 でもって、ガソリン税やら何やらがなんで道路特定財源になってるのかというと、恐らくは受益者負担という考え方が根底にあるんじゃないかと思う。が、これは少なくとも現在は完全に無効だ。道路があることによって恩恵をこうむるのはドライバー(事業者を含む)だけですか?
 そもそも私は特定財源とかそういう目的税という考え方がいかんのじゃないかと思う。これは年金特定財源でも福祉目的税でも同じなんだけど、この税金はこういう目的に使えて他には使ってはいかんなんて言うからマッサージイス買ったりタクシー代に何億も使ったりすることになるわけで、これだけ必要だからくれと毎年折衝していただきたいのだ。郵政民営化の際、銀行業務を民営化するのは国債を無制限に買わないように入り口から閉じるためだという説明がなされたが(廃止にしなかったのは雇用対策だそうだが)、構造はこれと同じ。

 だから暫定税率を廃止したら道路が作れませんというのは話が違って、もちろんその作りたい道路が本当に作るべき道路なのかどうかという議論は別の議論として必要なんだが、普通に予算を確保すればよろしい。歳入欠陥があるというなら国債を発行するという技も、緊急避難的にはあっていいんじゃないかと思う。

 というわけで、ガソリン税が道路特定財源であるべき理由はないと思われる。

 じゃあガソリン税は全て廃止かというと、なかなかそうもいかない(暫定税率が30年以上も継続してるのは発狂してるとしか思えないけど。だって「暫定」だよ?)。なぜかといえば国全体として金がないから。ガソリン税を廃止するなら消費税あたりを上げることになるだろう。
 国全体として金がないというのは事実で、これはなんとかしないといかんのは間違いがない。これを増税によってなんとかするか、あるいは減税によって景気が良くなり結果として需要の拡大によって税収が上がることを期待するのかは難しい議論で、与党内でも対立がある。はっきりいってよくわからんが、後者の方針を取りますと決定しないとガソリン税廃止ということにはならんだろうと思われる(いきなり廃止になるとも思えないが)。

 いずれにしても暫定税率の継続は論外で、本則に改めて一般財源化するというのが常識的な考えであろうかと思う。大筋では。

 というわけでいまひとつ話がまとまらんかったし、暫定税率の維持は決定事項のようなので、こんなことを書いてても虚しい限りだが、30日に行われるという福田首相による再可決の必要性を国民に説明するための記者会見には注目である。

 あーDVD着きましたよメール早く来ないかな(爆)。

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3月31日

 というわけで、諸般の事情により(大人の事情ってやつです)一日遅れてしまいましたが。

 綾波さん、誕生日おめでとうございます。

 なんつーか既に時計の針は12時を回っているので4月1になってますが(^^;)、そこはほれ、通常日記なんてものはそんなもんですよ。その日のうちにどうしてもその日の日記を書かねばならぬというものでもなかろうと。まぁ年に数回しか書かぬこれを日記と呼ぶべきかどうかという問題はありますが、その辺も大人の対応で(笑)。

 今年はひそかに誕生日記念FFなどというものを用意させていただいたりしてたのですが、予想通り間に合いませんでした。なぜならエンディングを思いつかぬままに書き始めたから。エンディングなしで書き始めて書き終える短編など私の中には存在しない。しかしなんと30日中に思いついたので、いずれ何らかの形で発表できることでありましょう。例えば来年の誕生日とかに。
 例年のようにaba-m.a-kkvさんが投下してくださってるので、そちらをご堪能下さい。

 しかし恐るべきことに昨年の誕生日近辺のスレが欠落している事が判明。なんということか。ただ今より復旧作業に入りますが、うまく出来るのかどうか。とりあえずデータそのものは生きてる事は確認しました。しばしお待ちくださいませ。
 なんか謝ってばっかりだ。うおお

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