Re: 突発短編集(予定)《掌話的小話》 ( No.17 ) |
- 日時: 2014/06/21 10:56
- 名前: 何処 ID:fa_H3wnUbfE
- 【綾波さん・かっとばす】
こんにちは
綾波レイです。
ただいま私、碇君の後ろに立っています。
暫く立っていますが気付いた様子はありません。
…正確にはもう10分30秒を過ぎてます。
何故碇君の背後に立っているのかと言えば…
『弐号機パイロット』
『ヒッ!?な、な、何だエコヒイキか、いきなり背後から声掛けないでよビックリするじゃない!』
『…さっきから呼んでたわ。あなたが碇君との話に気を取られていただけ。』
『あれは口論って言うのよ!大体馬鹿シンジが』 『碇君は馬鹿じゃ無い。』
『あんた存在感無い癖に何でそんな威圧的なのよ!』 『…存在感?』
『そーよ!さてはあんた実は霊からニンジャソウルを伝承してニンジャの力を授かったオンナニンジャね! さっきのだって気配を殺して敵の背後を取ってハイクを読ませて殺す練習でしょ! 普段はネオサイタマやニューシズオカでイビルニンジャやソーカイヤと戦ったりシンジュク地下ダンジョンでヤクザソルジャーやメカスモートリ相手にスモークグレネードやシュ…シュ…シュレケンだか何だかってスローイングナイフ投げつけてクリティカルで首はねたりしてんでしょ! あたし相手にそんな練習しないでよ!』
『…弐号機パイロット、貴女の最近の読書傾向は大体把握したわ。…でもあれフィクションよ。』
『…』
『…』
『…わ、わ、判ってるわよそんな事!なな何冗談真に受けてんのよバッカじゃない!』
『…冗談なの?』
『とと当然じゃない!それよりあんたその存在感の無さどうにかしなさいよ!』
『どうにか?』
『そーよ、あんたの存在感の薄さだとドンカンウスラボケなナナヒカリ『碇君をナナヒカリと呼ぶのは間違っている。』』
『ハイハイ言い直します!シンジならなんかあんたに真後ろに立たれてもコッチから声掛けなきゃいつまでも気付かないでしょーね!』
『いつまでも?』
『あーもーメンドクサイオンナねあんた!比喩よ例えよコトバのアヤよ!…でもま、30分は気付かないんじゃない?』
『…』
…と言う訳で実際どの程度気付かれないでいられるかか実証実験中…
『弐号機パイロット』
『ヒッ!?な、なな、何だエコヒイキか、前にも言ったけど背後から声掛けないでよビックリするじゃない!』
『…さっきから呼んでたわ。あなたが洞木さんとの話に気を取られていただけ。』
『う!う、うるさいわねぇ全く…で、何の用?』
『碇君相手に実証実験をしたの。』
『実証実験?』
『私の存在感の薄さだとドンカンウスラボケなナナヒカリなんか後ろに立たれてもこちらから声掛けないといつまでも気付かない…貴女の発言を追証してみたの。』
『あんた馬鹿ぁ!?存在感無い癖に何でそんな行動的なのよ!』
『…結論から言うわ、二時間彼の背後に居たけど一度も振り返らずに彼はいたわ…トイレに入った彼が出て来て私を見て『あ、綾波居たの!?』ですって。』
『…』『…』
―――
『あれ?どったのみんな?』
『…見た方が早いわ。』
『?…何あれ?』
『何って…見ての通りですよ。』
『…さっきからレイちゃんがシンジ君の後をくっついて歩いてんすよ。』
『何か背後霊と言うかカルガモの雛みたいに…』
『…何で?』『『『『さぁ?』』』』
『(…振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だ振り返っちゃ駄目だぁぁぁっっ!)』
http://www.youtube.com/watch?v=fa_H3wnUbfE&sns=em
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