Re: サイト開設十周年カウントダ ( No.21 ) |
- 日時: 2010/08/17 08:07
- 名前: 何処 ID:LKLxQmzS4aw
- ♪ネッ、ネッ、ネルフの大爆笑〜♪
皆さん今晩は、碇ゲンドウです。 新婚旅行…甘く楽しい時間… それはこの二人にとっても例外ではありません…
【或る新婚さんの場合・レイとシンジ編】
「すいません、このパンフレットのここまでお願いします。」
「あ、はいはい。トランク開けますから荷物はこちらへ…新婚さん?」
「え、ええ、まあ…」「(コクコク)」
「そりゃいい、ここの宿は『子宝の湯』で有名でね。」
「「(カーッ…)」」
「おお、あっついあっつい。」
ブロロロ〜…
「…はい、つきましたよお客さん方。」
「ええと…ここだね、寝留府庵…」
「立派な建物ね…素敵…」
「その…海外じゃなくて御免、四日しか休み取れなくて…それに箱根なんて近場で…本当はもっとこう遠くにしたかったけど、緊急呼び出しに備えて国内じゃなきゃ駄目だって…」
「いい…」
「え?」
「碇君と一緒なら…どこでも…」 「あ…綾波…ってもう碇なんだよね、な、何一緒に名字で呼び合ってるんだろ、あははは…」 「じ…じゃあ…あの…シ…シンジさん…」 「レ…レ…レイ…」
「「…(ぽっ)」」
「あーお客さん、雰囲気盛り上がってるとこ悪いけど、メーター未だ回ってるからさあ。」
「「あ!?ご、御免なさい直ぐ降ります!」」
「あーお客さん達、荷物忘れないでねー。」
「「は、はい!」」
バタン!ブロロロロ〜…
「あ〜家帰ってビールでもかっ喰らって寝ちまいてーな…あ、ギターの弦買わなきゃ。」
「やあ、いらっしゃい。お待ちしていましたよ。私がこの宿の主人の冬月です。」
「あ、ど、どうも、」 「…今日からお世話になります…」
「では此方の宿帳にお名前を…」
「は、はい!え、ええと、碇シンジ、碇レイ…」 「いかり…れい…(ぽっ)」
「はい確かに。ではこちらの中居達が部屋へご案内します。リツコ君、マヤ君、頼んだよ。」
「あら、お若いご夫婦だこと。お荷物お持ちしますわ。」 「さ、ご主人も奥様もどうぞ此方へ…」
「は、はあ。(ご主人って…何だか照れ臭い…)」 「奥様…あたしが…奥様…(ぽっ)」
「じゃあお部屋へ…奥様?どうなさいました?」
「あれ?あ、又!?綾波、帰って来てー、お〜い。」 「…え?あ!な、何碇君?」 「あのさ、この中居さんが部屋に案内してくれるって。さ、いくよほら。」 「あ!は、はい!」
「(クスクス…)ではこちらへ…」
「「(カーーッ)」」
「「うわーっ!!凄い立派な部屋!」」
「ご満足頂けましたか?」
「あ、あの…」「い、いいんですか?その…こ、こんな立派な部屋…」
「実は予約のキャンセルがありましてね、新婚のお二人に当宿からのサービスですわ。」
「「あ、有り難うございます!」」
「あらあら、息もぴったりね。何かありましたらそちらの電話三番でなんなりとお申し付け下さい。ではごゆっくり。」
「…この部屋だけで私達のアパート一世帯より広いわ…」 「…な、何か落ち着かないね、あ、あは、あはははは…」
「ねえ、碇君…いえ、シ、、シンジさん。その…ご免なさい…」 「え?」 「その…も、もう結婚して二ヶ月なのに…つ、つい『碇君』って…」 「あ、いやそれはその、ほ、ほら僕もつい綾な…レイの事『綾波』って呼んじゃうし、あ、余り気にしないでいいんじゃないかな、あ、あはは…」
「駄目!せ、せっかく夫婦になったのにこんな事じゃ駄目!」
「そ、そうかな?」 「…それで…その…少し練習しない?」 「練習?」 「そう、練習。お互い名前できちんと呼べる様に。」「そ、そうだね、じ、じゃあ早速練習するか!」
「…」 「…」 「…」 「…」
「碇君…呼んで…」
「え?あ?ぼ、僕が呼ぶの?」 「そう…呼んで…」 「綾波…」 「違う。『レイ』って呼んで。」 「あ!う、うん!じ、じゃあ…」
「(じーっ)」
「あ、綾波そんな見ないで…ね、ねえ、綾波から先に呼んでくれないかな?」 「…仕方ないわ。じゃあ呼ぶわよ?いか…ご免なさい、(すーっ)シンジさん」 「綾波…あ。」 「碇君…『レイ』よ?」 「御免…じゃ、もう一度。」 「ええ、じゃ呼ぶわよ?『シ、シンジさん…』」 「綾な…ごめん。や、やっぱり僕から言った方が言いやすいかも。御免、次は僕から呼ぶよ?」 「(こっくり)」 「じ、じゃあ呼ぶね…レ、レイ」 「碇君…あ。」
…30分経過…
「駄目なのね…私…」 「そ、そんな事無い!ほ、ほ、ほら、名前じゃなくてもいいんじゃないかな?」 「?」 「え、ええとつまり…『シンジ』じゃなくて『あなた』とか…」
「あ…なた…」
「そ、そうそんな風に…じじじ、じゃあよ、呼んでみるよ?」 「(こくこく)」
「レ、レイ?」 「い、碇く…あ…な…た…」
「レレ、レイっ!」 「あ、あな…あなた…」
「レレレ、レイっ!」 「あ…あなた…」
「レレレレ、レイっ!」 「あなた!」
ガラッ
「はぁ〜、い〜い風呂だったぅわっとぉ!」
「「!?」」
「あ…あり?あの…つかぬ事お訊きしますが…楓の間って…ここぢゃ…ない…わ……ね?」
「ここは椿の間ですけど…」 「楓は…確か隣です…」
「あ、あっちゃ〜、ゴミンゴミン!ま〜た部屋間っ違いちったぁ!あはははは!あ、あたし葛城、今日旦那と泊まり来たんだけどさぁ、ここ広くってな〜んか似た様な部屋多いじゃない?どーも判んなくってさぁ、あはははは!」
「は」「はあ」
「ぢゃ、続き頑張ってね〜ん♪いや、おぢゃましましたー!」 ピシャン!
「え!あの一寸ぉ!?」「(カ〜ッ)」
「な、何か嵐みたいな人だったね…」 「…アスカか霧島さんみたい…」 「うゎ…確かに…」 「アスカと霧島さん足して二で割ったらあんな風かも…」 「怖いから止めてよ綾波…」
「…お茶、入れるわね。」 「お…お風呂入ってくるかな、そ、そうだ綾な…レイも一緒に行こうか、何なら一緒に入る?なーんてあは、あはは、あはははは…」 「…いい…わ…(ぽっ)」
「…は?」
「ふ…夫婦…です…もの…ね…べ、別に…」
「…」 「…」
「(ゴキュ。)い…いいの?」 「…その前に、ここ混浴なんて無いわよ…」
ゴン!
「か、からかわないでよ綾波…」 「クスクス…あ…この部屋家族風呂付いてる…」
「…」「…」「…」「…」
「…せ、折角温泉に来たんだし、や、やっぱりあ、足伸ばせる方がいいかな、だ、大浴場に行くか!」 「そ、そうね碇君、せ、折角の温泉ですものね!」 「ぢ、ぢゃあお、お風呂行ってきます!」 「わ、私もお風呂行って来るわ!」
かぽーん…
「ふう…」 (馬鹿馬鹿馬鹿碇シンジの馬鹿!せ、折角のチャンスに何逃げてるんだ!に、逃げちゃ駄目だろ逃げちゃ!逃げてどうする碇シンジ!だ、大体も、もう結婚してるんだし、あ、当たり前の事じゃないか!そ、それにい、一緒にお風呂だって、な、何回かは入ってる訳だし…未だ見れないけど…)
かぽーん…
「ふう…」 (碇君…私…魅力…無い?…でも…安心した…私…怖かったの…弱虫なのね…逃げちゃ駄目なのに、私…)
ちゃぷん (あ!な、何も今日じゃなくともいいのか!あ、明日明後日と泊まる訳だし…)
ちゃぽん (あ!な、何も今日じゃなくともいいのね!あ、明日明後日と三泊する訳だし…)
「「次回こそ!!」」
「はー、いいお湯だった。さー牛乳〃っと…」 「碇君…お待たせ…」 「あ、綾波もお風呂上がったんだ。そっちのお風呂はど…う…だ…っ……た…」 (あ…あやな…い、いやいや、レ、レイの浴衣姿…それも湯上がりホカホカ状態…有り難う!有給くれた日向課長有り難う!この旅館予約してくれた父さん有り難う!温泉万歳!)
「?碇君、牛乳溢れ…」 「レレレレ、レイっ!」 「あ、碇く…あなた…」
ガラッ
「はぁ〜い!さっきはゴミンねぇっとぉ!?」
「「!?」」
「あっちゃあゴミンゴミン!まーたやっちったわぁ!あはははは!」
「は」「はあ」
「こり、差し入れの栄養ドリンクね〜!むっふふぅ、効っくわよ〜コレ!ぢゃ、続き頑張ってね〜ん♪」
「え!あの一寸ぉ!?」「(カ〜ッ)」
「が…頑張れってな、何をさ…あ…あはは…」 「(ぽっ)」
「…頑張っちゃおうかな…」 「…(コクリ)」
「レレレレ、レイっ!」 「あ、碇く…あなた…」
『プルルルル、プルルルル、プルルルル…』
「「!?」」
「…電話…内線の…」
「!?〜っっっ!!…はい…」
『お夕飯の支度出来ました〜』
「あ、はい。直ぐ行きます…」
「…くっ…(大丈夫〃、落ち着け碇シンジ、未だ時間はある!お隣や階下に気を遣うあの日々からやっと脱出したんだ!今日こそは!)」
「…(碇に萌える闘志で今日の大な的中日を迎えたのに…私…負けない…)」
「美味しかった…精進料理…」 「お腹一杯…」
「…(気付いてない〃、私がこっそり朝鮮人参の天ぷらを追加した事に…)」
「…(気付いてない〃、僕がこっそり朝鮮人参酒を追加した事に…)」
「お酒…廻ったみたい…暑いわ…(確か…ユイお義母様はこうすればいいって…)」
「ゴクッ…(た…谷間…)」 「(で…霧島さんはこのタイミングで寄りかかれって…)…碇君の匂い…」
「!あああ綾波!?(あ…シャンプーとリンスの香りが石鹸の匂いと混じって…)」 「(後…アスカから伝授された裾はだけね…)あん…足が痺れそう…」
「!(ふ、ふ、ふふふ太もももももっっ!)」 「(仕上げに…洞木さん直伝必殺技“上目遣い”で…)?どうしたの?」
「レレレレレイっっ!ぼぼぼぼ僕はっ、もぅ、むぁう、まうっ!」
ぶしっ
「あ…鼻血…」 「碇君!?」
「…大丈夫?」 「あ…うん…」 「…湯中りね…」 「は…だらしない…」 「そんな事無い!」 「え?わわわ!?な、泣かないで泣かないで!!」 「うくっ、ご免なさい碇君、ご免なさい、ご免なさい…。」 「綾波、大丈夫、大丈夫だから。ほら泣き止んでレ、レイ…」 「あ…あな…た…うっうっ…キ…キス…」 「え?」 「キス…して…キス…して…下さい…あなた…」 「…レイ…」 「…あ…」
「「…」」
『いいのよ…来て…』
「い…いいの?」 「え…」
『今更何言ってるの?ほら』
「な…何か今日は積極的だね…」 「あ、あの、碇く…いえあなた、私何も…」
『あ、いいっ!それ最高!』
「へ?」 「…言って無い…」
『やん!あ、あんあん!凄い!だ、駄目もう駄目!』
「何!?」 「隣の部屋!?」
『葛城声がでかい!』 『だってぇ…あ、そう、そうよ上手…あっそ、それは狡いっ!あん嫌っ!』
「ど、どうやら葛城さんとこも新婚みたいだね、は、はは…」 「そ、そうみたいね…」
『…こうか?』 『あ、それそれそうそこよそこ!じゃあ私も…サービスしちゃうわぁ!』 『ノリノリだなぁ、ならば…』 『え!う、嘘…な、何て事…あん!ひ、酷いっ!ならこうよっ!』 『…そんな物か葛城?』
「…な、何だかお隣、凄い事になってそうだね…」 「(カーッ)え、ええ…」
『相当熱いみたいだな…これなら!』 『凄い、凄いの来てる、凄いの来てるの!』
「…な、何だかな…」 「これなのね…お盛んて言葉の意味…」
『ああっ許して!駄目それ駄目嫌っ死んじゃう死んじゃう!』 『嘘つき。』 『本当に駄目なの駄目っあ嫌っ!こ、これで許してぇ…』
「…」 「…」
『ふう、危ない〃、この俺がそんな手に引っ掛かると?そんな女には…これだ!』 『ああっ!?そ、そんな酷いっ!』
「「(…ごくっ)」」
『どっちが…ほら…行くぞ…』 『あっあっあっ…落ちる落ちる落ちちゃ…っとお!』
「「?」」
『来たーっ!どりゃーロン!ハネマンにドラドラ…やったわこれで怒涛の五万五千点!は〜っはっは大逆転よ大逆転!』 『な、なにぃ?!役満の上に裏ドラ乗っただと!?』
「「麻雀かよ!?」」
♪チャ〜〜〜〜〜〜ッ♪
「無様ね…」 「駄目だなこれは…」 「…ああ。」
《エンディング曲…ミラクルペイント(歌・初音ミク)》
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