33333HIT記念企画

綾波レイがお肉を食べる時



 話はタッチさんからの突然のメールから始まった。

>33333ヒット取ってしまったんですが・・・・(笑
>何か、書きます?(笑

 私は反射的に思った。

 何か書いてくれるのかな?

 しかし同時に、とある掲示板での某氏と某氏の会話も思い出していた。


踏んでしまいました。
あ、おめでとう。記念に何かくれ。
普通はこっちが何かもらえるんじゃ?

 そう。何周年記念とかならともかく、通常は踏まれた人が踏んだ人に対して、お礼として何か差し上げるのである。リクエストに応えるとか。それが世の中の常識というものである。

 しかし、常識は打ち破るためにあるのも事実である。常識に囚われていては、進歩はない。
 タッチさんは数本の連載を抱えてはいるが、筆は早く、アイディアも豊富である。もしかして書く気満々なのかもしれない。だとすれば是非いただきたい。しかし、こっちはこんなに書いてるんだからあんたも何か書けという檄かもしれない。
 対応に苦慮した私は、思い余ってこのような返事を出した。

>テーマ決めて競作でもしてみますか(笑)。

 即座に返事が来た。

>良いですねー、競作(笑
>
>もし、するならお題はおまかせします(笑


 こうして思わぬ企画が立ち上がることになったのであった。勢いとは恐ろしいものである。

 お題はまかされた。

 この手の企画は、そう珍しいものではない。私もいくつか知っている。知らないものを含めれば、それこそ無数にあるであろう。別に公募を掛けるわけでもなし、重複は恐れないことにした。

 とは言うものの、そう簡単には思いつかない。
 そんなある日、終電に向かって急ぎつつ、不意に思った。今日あたり焼き肉でも食いてぇな。
 こうしてお題は決まったのである。何とも安易である。

 要はレイに肉を食わせればよいのである。何とかなるのではなかろうか。
 この文章を書いている時点で、実は私はまだ何も思いついていない。これを皆さんが読んでいる時は出来ているはずだが、いったいどんな話になっているのだろうか。無論、タッチさんの作品も読んでいない。まったくどきどきものである。


 というわけで、タッチさんの作品を読まさせて頂いた。自分のもできてる。読み比べてみる。

 ……とりあえずサイズでは勝ったな(爆)。



【なにはともあれタッチさんの作品を読む】

【いきがかり上、tambの作品を読む】

【何事もなかったかのようにHOMEに戻る】

【虚無的になる】