2002年7月〜8月の日記
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8月26日

 『NO END SUMMER』はレイ視点で書いている関係上、どうしても書ききれないことや技術的制約から舌足らずになってしまった部分があり、そういう事は後書きには書きにくいので、読む人は読んでしまった所で日記に全部ぶちまけようと思っていたのだが、やめた。見苦しいだけのような気がするので。
 なので、シンジ君はリツコさんのところに行こうと思っていたのに、レイと会う事は予想していなかったのかとか、本当に行こうとしていたのかとか、なんでレイは変わろうとして、変わってしまった(と思っている)事に苦しんでいるかとか、そういう事は全て想像して下され(^^;)。


 でもって、とりあえず一周年は乗り切ったと。次に訪れる2万ヒットだが、話の流れ上、やはり関連話にするのがいいかなと。単に視点をシンジ君にしても面白くないだろう。
 時間軸を前にすると、レイは淡々と静かな日々を送っていたはず(高校の時にラブレターとかもらって、断るたびにシンジの事を思い出したりしたかもしれないが)。シンジはシンジでいくつか恋もしたと思うが、やはり心の片隅にレイの事があったと思う。レイが「慣れてる」と思ったようにそれなりの経験は済ませているのだろうが、あんまりその辺の話は面白くなさそうな気がする。
 時間軸を後ろにすると、この二人、小さな諍いはあっても柔らかな日々を過ごして行くだろうから、それはそれで盛り上がりに欠ける。

 そうなるともうあれしか思いつかない。そう、エロである(爆)。軽く流した初体験シーンを詳細に書きまくってもいいし、その後のラブラブ甘々な日々を書き綴ってもいい。技術的に書けるかどうかはともかく、愛さえあれば私はその手の話に抵抗はないので、いっそのことカウンターヒット記念は全部エロで行くかと一瞬盛り上がったのだが、新作アップ時のカウンターの回り方を失念しており、あと十日あまりでそんなものが書けるわけがない。いやぁ残念だなぁ。
 さぁどうしよう。このまま5万まで流すか、それとも全然間に合わないタイミングで出すか……。


8月20日

 このページも、無事に一周年を迎えることが出来ました。2万ヒットも間近です。ひとえに足を運んで下さる皆様のおかげです。深く感謝申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。
 記念として小説を掲載させて頂きました。題して『NO END SUMMER』。ゲロ甘では無いと思われますが、かなり甘口のラブラブです。そこそこくすぐったいです。
 よろしければお読みくださいませ。できれば感想もね(笑)。

 はっきり言って、前後編にするべきかどうか、すごく迷いました。ほら、見かけ上の更新も稼げるし。まぁでも29kしかないし、こういう勢いで書いた奴はちょっと寝かせとくと恥ずかしくて出せなくなるし。2万ヒットまで一ヶ月はかかるだろうから、やっぱ出しとくしかないと。

 ま、今日はこのくらいで。関連の話は明日以降にでも。


8月13日

 さて、そういったわけで新作を書いているわけだが、どうせだったら何とか一周年に合わせて記念小説にしてしまおうかななどと考えている。いっそのこと無理やり前後編にして、後編は2万ヒット記念にするとか。あまりにも無意味だ。記念小説の意味すらないのに。
 とりあえず、連載と平行して書いていると、書き分けるのが困難である。実を言うと書き分けるなどという段階ではなく、新作の方に急にマキさんとか出しそうなのである(爆)。ちゃんと切り替えて書け、とこういう話なのだが。
 まぁいろいろあれですが、両者ともまんまと行き詰まっておるのです(^^;)。それで日記など書いているのですが。しかし思い起こせば順調に書けた事など一度たりとて無く(短編は除く)、その意味ではこれが常態なのだから、あえて「行き詰まってる」などと表現するような状態ではないとも言えるのです。私は何を書いているのでしょうか。

 それはそれとして、連載ものを読んでいるのです。既に自分の連載が終るまでは読まないなどと言っている場合ではないのです。一生読めないかもしれん(爆)。えーと、その連載もの、これがまた無闇に面白い。自分の作品など書いてる場合じゃねぇな、なんて思ったりもして。そんなこんなであれこれ葛藤しながら書いてますが、果たして間に合うのかどうかは来週には判明することになります。あ、来週か。こりゃあ無理だな(死)。


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人類○○計画 その七
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「シンジ君、最近やけによそよそしいわね」
「…いえ、そんな事ないです」
「人類ミカン計画よ」
「前に人類コーン計画っていうのがありましたけど」
「似たようなものね」
「スイカじゃどうしてだめなんですか。加持さんも喜ぶと思うんですけど」
「語呂が悪いわ」
「どうでもいいんじゃないですか?」


8月6日

 最近、日記の更新頻度が異様に高いように思われるが、これは例によって適度に忙しいという事であって、仕事的にはよい傾向である。あさって朝一に納品すべきものがまだ出来ていないが、まあいい(よくない)。このくらいの忙しさだと日記は書けても小説はかけぬ。などと昨日に引き続き言い訳をしつつ、新作に着手した私なのであった(爆)。この日記、内容の信憑性が極端に低い(^^;)。

 エヴァ二次創作ものというと、大きく分けて再構成、逆行、学園、異世界、アフター、他のアニメとかと混ぜてるもの、に分けられるかと思う(まだある?)。最近流行り(らしい)の、いわゆる「俺」が出てくるやつは再構成に入れていいかな。似たようなので「あたし」が出てくるのとかないかな。

 で、それ以外のパターンを考えてみた。要するにSF古典のパターンに当てはめるだけである。
 最初に思い浮かぶのは、やっぱタイムスリップ系。江戸時代とかに行ってもいいけど、セカンドインパクト直前くらいが面白いかも。若き日のゲンドウと闘ったりして。あ、光の巨人はエヴァ初号機だったとか。それで色々あって、実はエヴァに入ってる魂はチルドレンの魂だとかね。ゲンドウはシンジでユイはレイだとか。私は書かないから、誰か書かない? ありそうな気もするけど。


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人類○○計画 その六
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「人類俯瞰計画」
「人生斜め上から見るんですか」
「シンジ君もだんだん分かってきたわね」
「僕、早く大人になりたいです」


8月5日

 別にぼーっとはしていなかったが、既に8月である。もし2万ヒットと1周年が同時に訪れたらどうしよう、盆と正月が同時に来たようなもんだからなー、などとあらぬ心配をしていたが、どうやら杞憂に終わりそうで、一安心である。
 などと言っている場合ではない。同時に来ないということは相次いで来るということである。同時に来るなら、たまたまクリスマスが誕生日の子供に対するように一気にお祝いをしてごまかすこともできるが、クリスマスと正月を一緒くたにすることはできぬ。どうしよう。
 しかし盆だの正月だのクリスマスだのがそんなにめでたいかというと、そんなことはないような気もする。

 ということで毒を食らわば皿まで、記念小説は恐らくなしである。ネタはないこともないが、今から書いても間に合わない。そんな事は前から分かっていたことで、つまりはなから諦めていたということである。夏は忙しいのである。
 しかし今年の夏は例年に比べて特に忙しいということはなく、つまり去年もこの程度には忙しかったはずで、よくホームページなど作る気になったものである。我ながら謎である。しかもその時には掲載すべき小説もなかったわけで、このタイミングで作る必要などどこにもなかったのだ。私を突き動かす衝動があったということか。ということは、記念小説を避けようとしている今の私からは、その衝動が失われたということなのだろうか。それとも逃げようとしているのか。
 などと書いていると、自分の内面に深く入って行きそうになってしまうので、このあたりでやめておこう。とりあえず連載は書いてますんで。

 話は変わって住基ネットの話である。このページは政治と宗教に立ち入らないというのが原則だったはずだが、無視する。前例もあるし(^^;)。
 とりあえず、リスクに見合うだけのメリットがあるとは思えないのだが。基本的に情報は必ず漏れる。ならば漏れて困るような情報は極力作るべきではないのではないだろうか。
 情報を扱うのは公務員だと思われる。あなたは公務員を全員信用できますか。罰則があればいいという物ではない。不当に情報を得れば問答無用で死刑とか言うなら話は別かもしれんが。

 さらに話は全く変わってプロレスの話である。ここから先はエヴァとか全然関係ないので、プロレスに興味のない方は読み飛ばされることをお勧めする。
 土曜日に、新日本プロレスのIWGPヘビー級選手権試合の放送があった。王者である永田裕司にバス・ルッテンが挑戦した試合である。ルッテンがどういう選手であるかは、興味のある人は知っているはずだし、興味のない人にはどうでもいいことなので書かないが、はっきり言って地力では永田よりも遥かに上のように思えた。アマレスではそこそこの実績をもつ永田のタックルを、ことごとく切っていたのが印象的であった。ポジションの取り方も上手い。しかし、どうプロレスをやったらいいのか理解していないように思える。途中、永田がダウンしているのをただ待っていたり、簡単にマウントを取られていたりしていたのを見てそう思った。あと、やはり受け身は下手かもしれない。
 新日はこの路線を行くなら真剣に対策を考えねばなるまい。
 あと垣原。私はこの選手は買っているので、ぜひ頑張っていただきたいと思う。この世代の選手、パンクラスの冨宅にしても、一世代上だが全日参戦中の安生にしてもフリーの中野にしても今一つぱっとしないので、何とか頑張って欲しいものである。


8月3日

 金曜の夜の遅い時間は電車が混んでいる。感覚では2割増程度。私は綿密なリサーチの上で最も空いた車両に乗っているのでそうでもないが、発車直前には、いつもは聞かれない「もう一歩中ほどまでお詰め下さい」という絶叫が車内に響き渡るので、階段付近はもっと混んでいるのかも知れぬ。
 混んでいる原因ははっきりしていて、酔客である。この沿線の酔っ払いは大声で語り合ったり放歌したりすることはなく、静かに酔っているだけなのでまだ可愛いものである。翌土曜日は極端に空いている事を考えると、土曜日に仕事をするほど忙しくはなく、かつ金曜日に酒を飲める程度には潤っているという事か。まぁそれはいい。
 私は酔っ払いが嫌いである。自分が酔っていない場合は。このあたりの酔っ払い、騒いだりしないのはいいが、真っ直ぐに立っていられないのが困る。やたらとぶつかってくるのである。ぶつかる直前にすっと避けたりしてみるが、乗車中ずっと緊張しているのもアホらしい。やむを得ず肩で支えたりすることになる。
 降りる駅に着くと、ホームのあちこちに反吐が散乱している。今まさに戻している奴もいれば、ホームの真中で、あたかもセフォーのブーメランフックを喰らったバンナの様にしゃがみこんで失神している奴もいる。みな中年のいいおっさんである。友達の家とかで、もともと朝まで飲むつもりで飲んでいるのなら構わないが、公共の場である。酒を覚えたばかりの若者じゃないんだから、もう少ししっかりして頂きたいと思う。私はこういう大人にはなりたくないと思い、次の瞬間すでにいい大人である事に気づき、愕然とする。
 文体が、最近読んだFFに強く影響されている日記であった。


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人類○○計画 その伍
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「シンジ君、人類多感計画っていうのを考えたんだけど」
「なんですか?」
「人間、歳をとると感性が損なわれるわ。でもそれは心が年老いたからじゃない。そう思い込んでいるだけ。自分の人生はこんなもんだって、自分で規定してしまうのは悲しい事だわ」
「そうですね」
「誰もがかつては14歳だった。その頃の事を思い出して、人生前向きに生きようというのが、この計画の骨子よ。どう?」
「……素晴らしいように思います」
「ありがとう」
「具体的にはどうするんですか」
「とりあえずあたしは、化粧を落として髪を黒に戻してお下げにでもしようかと思ってるんだけど」
「外見の問題ですか?」
「見た目から入るのも重要な方法よ」
「大人の女の人の魅力っていうのもあると思いますけど」
「そうかしら」
「もう挫折ですか」


8月1日

 前回の日記、ちょっと書き方があれだったので補足しておきますが、別にこのネタは私が取ったとかそういうつもりは無いので、面白そうじゃんとか思った方は是非書いて下さい。私が書くかどうかわかりませんし、もし書くとしても一年以上先の話です。私の許可など得る必要はありません。でも、もし書いたら教えてください。読みたいです。

 では久々に、

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人類○○計画 そのさん
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「人類コーン計画……」
「そう、トウモロコシよ。美味しいわ」
「…」
「…」
「…」
「で?」
「なんでもないわ」


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人類○○計画 そのよん
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「シンジ君、待ちなさい。人類コンコン計画っていうのがあるの」
「キツネの着ぐるみですか」
「どうして分かったの?」
「ミサトさんがお腹すかして待ってるんで、失礼します」


7月29日

 とある逆行物のFFを読んでいて、ちょっと読み違えた事があった。それで思ったのだが、全員で逆行するというのはどうだろうか。シンジをはじめとするチルドレンだけでなく、ミサトから冬月に至るまで全員逆行するのである。
 本編でもあまり触れられていない青葉あたりにしても、あの時こうすればみたいな事は思っているはず。加持さんあたりならもっとだし、ゲンドウならどうするだろうか。カヲル君はちょっと想像がつかない。ユイさんまで逆行したら話がややこしすぎるか。
 トウジも委員長も逆行しているのである。ケンスケも。
 一歩間違うとギャグだが、それぞれが逆行しているのは自分だけと思っていれば、これは結構ちゃんとした話になるかもしれない。話が進行していくにつれて、逆行しているのは自分だけではないという事が解き明かされてゆくのである。
 もしこういう話、あるなら教えてください。ないなら書いてみようかな。

 同じようなネタでギャグにするなら、これは吾妻ひでお氏と確か筒井康隆氏にも似たようなネタがあったが、全員同時に、しかもエヴァもろとも逆行し、逆行した先にはちゃんとシンジ君たちもいるっていうのはどうだろうか。つまりNERVがそっくり2セット出来るのである(爆)。松代にあるMAGIのコピーって言うのは、実は逆行したMAGIなのではないか? チルドレン同士のご対面は見ものである。
 その世界が進行し、また全員で逆行。すると今度はNERVが3セット。これを延々とループすると。ほぼ無敵に近いであろう。使徒も逆行してたらやばいけど(^^;)。


7月27日

 誰にでも中学生だった頃はあったはずで、それは今ではこんなわけの分からぬおっさんになってしまった私とて例外ではない。
 大多数の人がそうであると思うが、中学生だった頃の私にも好きな女の子がいた。幸いにもと言うべきか、学校から一緒に帰ったり、二人で遊びに行ったりした事もあった。
 当時は――今と異なり――純情でシャイな少年であった私は、彼女の隣にいるだけで、彼女のそばにいるだけで本当に幸せだった。
 今月のAを見て本当に思う。あのこ達は今、幸せなのだろうと。その幸せが束の間でないことを、心から祈りたい。

 一緒にいるだけで、キスなんてしなくても幸せだった。ずっと一緒にいられたらどんなに幸せだろうと思った。肉体という言語に頼らなくても、キスなんてしなくても、互いの想いが確認できた。それはもしかするとあの季節だけの特権、もっと言うと幼さなのかもしれないけれど、それは素晴らしいことだと思う。
 今は、好きな娘とキスをして抱き合うっているとすごく幸せだということを知ってしまった。しかし私は、それを堕落だとか不潔だとか言うつもりもない。それも自然な幸せの形だと思う。

 でもあのこ達には、今は手をつないで一緒にいること、一緒にいられることの幸せを感じていて欲しいと思う。そしてその幸せを忘れないでいて欲しい。


7月26日

 なんだか新サーバがいい感じじゃないので、iswebにミラーを設置しました。iswebで見てる方、お久しぶりでございます(苦笑)。なんだか出戻り。しかしcube-webが全く見えない方は(全く見えない人はいるのだろうか)ミラーの存在を知らないわけで、ジレンマですな。しかしミラー作ったよって宣伝して回るのも妙な話だし。うーむ。

 綾波MLでred moonの「綾波祭り」の事を知り、私はこういうイベントと言うか企画に参加した事がないので、ここは一発と思って、ネタを考えに考えて1本投稿してみました。これは本当なんですが、七夕から発想を繰り返してどうしてこういうネタに辿りついたのか、全く不思議です。自分でも憶えてないんですよね。たぶん電車の中で考えてたんだと思うんですけど。ちなみに私の作品名は「手をつないで」。

 で、今月のA。
 私がred moonに作品を投稿したのは24日の21:30。翌25日の昼には掲載していただいているので、早売りとかを考慮しても、書いてる時間を考えれば“手をつなぐ”というネタをパクったわけではないことはご理解いただけると思います。もし24日に入手できれば(できるの?)、あんなのは30分で書けるだろって言われればそれまでだけど。ともかく、あんなんでも仕上げるのに3日くらいはかかってるのです。

 で、Aなんですが、これじゃあほとんどイタモノですよ。この先を考えると。貞本さんがあれをやるのは反則です。これで本当に自爆でもされたら、もし私がシンジ君なら発狂してます。間違いなく。いや、現実の私としても、自爆の回のAを読んだら泣くかもしれん。今回分を読んだだけでも暗い気持ちになる。間違ってもその手を離すな。
 ただし、一人目が出てこなかった。一人目が出てくるのって、ここだったよね。違ったっけ。と言いながらフィルムブックを確認(もう8巻だ)。あってた。次回と言う可能性もゼロではないが、たぶん出てこないでしょう。これは自爆なしという希望になり得る。頼む、自爆なんてしないでくれ。
 自爆なんかしないでシンジがちゃんと彼女を守ってあげられるなら、あるいはレイがもし三人目に移行したとしても、人間レイとして(記憶も、やっと作った絆も持って)帰ってこられた場合、そしてシンジがいろいろな事を知った上で彼女に「お帰り」と言ってあげられるなら、私は補完される可能性がある。それは楽しみでもあり、怖くもある。ここで補完されなければ一生付き合っていくことになるだろうし。それはそれでいいんだけどね。いまさらだし。


7月22日

 急に「人類○○計画」などというものが書き出されて、いったい何事かと思われた方もいらっしゃるかと思う。別にザウルス買って調子ぶっこいて書きまくっているわけではなく、実は一万ヒット記念に「ひとりごと」でこーゆーのはどーかなーと思って書いたのである。インデックスまで作ったが、直前に思いとどまったのである。思いとどまって良かった(^^;)。
 で、別にこのまま朽ち果てさせても良かったのだが、日記があるじゃんとか思って載せているのである。何かしとかないと二万ヒットで載せちゃいそうだし。まだまだあるので覚悟されたい。いや、ほんとに日記って便利(苦笑)。

 で、ザウルス。日記は結構書いてるし(本日分はPC)、FFもちょっと書いた。こないだ更新した第七話は、20%くらいはザウルスで書いたかな。漢字変換の癖とかあるんで、直しきれてるか自信がないんだけど。とりあえず電車の中とかでFF読みたいとか思う方は、バックライトかフロントライトつきを強く推奨します。目が悪くなるかもしれません。フロントライト付きのはちゃんと使ったことがないので分かりませんが、ちゃんと画像も表示できるようであれば、無意味にレイたんの笑顔など表示させて和むことも出来ます。ええ、やりましたよ(爆)。明るい所でも画像は厳しかったです。ちょっと寂しい。あぁ買い換えたくなってきた(爆)。
 PCとの連携だが、転送ソフトに癖があるというのは前に書いた。読み込めるファイルサイズの問題(意外に制限が厳しい)や内蔵ブラウザの問題もあって、ほとんどフリーウェアにお世話になっている。もしPDAを買おうと思っている方は、よくよく研究される事を強くお勧めする。とりあえずキーボードは使える。あとスケジューラも使えると思う。アドレス帳とかは使ってないから分からない。

 とりあえず自分のを読んでみたのだが、推敲ミスのオンパレードでホントに嫌になった。こんなんではやはり連載が終ったら書き直しは必須である。ちょっと許し難い。

 で、某サイトの小説を読んでいる。二回目であるが。このサイト、自分でページを作ったらリンクを張らせて頂きたいと、ずっと思っていたのである。一応スミからスミまでもう一回読んでとか思ってるうちにこんなに時間がたってしまったのである。二回目だろうがなんだろうが、いいものはいいのですよね。俺もいい話が書きたいなぁと、強く思ったのでした。さてこのサイトはどこか。いまさらと言うくらいメジャーなとこです。連載中の作品もあります。ま、近いうちにリンクしますです。

 やっぱPCで書いたほうが楽だし速いわ(苦笑)。


7月20日

 それがどこのサイトであっても、例えばアップルやマイクロソフトのオフィシャルサイトであっても、一定の確率で閉鎖することは有り得ることだろう。

 でも、めぞんが閉鎖することは有り得ないと思っていた。少なくとも、私が何もかも投げ出す前に消えてなくなることはないと。


 本来ネット上の小説は、原則としてはパブリックドメインであるべきだと思う。著作権を放棄しろという意味ではなく、商売にしない限りは自由に参照でき、転載も可能であるという意味である。インターネットというのは本来はそういうものだと、私は思っている。無論、作者が却下すればそれが優先であるが。
 現状はどうかと言えば、ほとんどのサイトでは自サイトを除いては二重投稿を禁止しているし、無断転載も禁止である。インターネット資源の問題もあるし、自分の小説がわけのわからんサイトに転載されてくそみそに言われてたら気分も悪かろう。私も嫌である。普通はリンクを張ればそれで済むという事もある(直リンク禁止だったりするが)。しかし今やリンクを張っただけでは済まなくなって来ているのかもしれない。

 サイトの閉鎖自体にはそれぞれに事情があり、第三者が口を出すべき問題ではない。周囲から見れば無責任のように思えても、やむを得ないこともある。閉鎖が避けられないなら、何もせずに黙って消えて行くべきだという判断もある。それはそれで正しいと思う。管理者が出来ないのであれば、周囲がフォローすれば良い。そして、気が向いたらまた帰って来て下さいと言えればいい。

 今回のめぞんの閉鎖は、全く問題がないとは言わないが、うまくまとめていると思う。管理者の責任感を感じ、頭の下がる思いである。ぜひまた帰って来て下さい。

 そして、恐らくこれに端を発したのであろう綾波展の動きと、発端は別だが同様に仔猫の避難所の活動は素晴らしく、感動的ですらある。スタッフの方々には深く感謝申し上げたい。

 サイトが閉鎖されれば、二重投稿禁止及び無断転載禁止という契約は解除されたとみなすべきだと思う。作品の権利は作者に帰する。その時点で作者と連絡がつけば作者が判断すれば何の問題もない(サイトと共に消え去りたいという方には泣き落としをかけるという手もあるし)。が、連絡がつかなければどうすれば良いか。なぜ連絡が取れなくなったのかという理由が、既に自分の作品に興味を失ったというケースも中にはあると思う。作者自身のサイトの自然消滅の一部はこれにあたるだろう(あくまでも一部)。作者が興味を失ったのなら、何でもありかなという気もする。このあたりは判断がつきかねる。金銭がからまないだけに難しい。読む側としても「読む権利がある」とは必ずしも主張できないのである。

 しかし、これはこのまま埋もれさせるのは惜しいと思う作品は、作者の意図に関わらず、間違いなくある。それはやはり残して行きたい。

 私はめぞんと同じ時代を生きてはこなかったのかもしれない。たぶん私は、めぞんには会えなかったのだと思う。だから、お疲れさまを言うのはもう少し後にしよう。私はめぞんを知らないのだから。


7月16日

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人類○○計画 そのに
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「人類ホーン計画?」
「そう。現代のポピュラーミュージックにホーンセクションは必要不可欠。シンセサイザーで代用なんて邪道だわ」
「はぁ」
「ストリングスもいいけど、あなたたちには明日からホーンセクションを担当してもらうから。そのつもりでいて頂戴」
「…お先に失礼します」

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 そんなことで移転してきたこのcube-web.net、どうもつながらない事があるようです。再現性に一貫性がなく、見えたり見えなかったりするようです。私のところからは問題なく見えます。経路によって見えなくなることがあるようで、いくつか試してみましたが、大丈夫でした。どうなってんだろ。
 ここには書けませんがサーバー側でもちゃんと対策はとっておりますので、近いうちに何とかなると思います。何とかなってくれ。頼む。


7月15日

 韓国式マッサージの店というのが、会社から駅までの通り道にある。毎日同じ女の子が「可愛い娘いますよ〜」と呼び込みをしている。毎日である。大変だなと思う。最近はさすがに私が関心を示さない事を把握したのだろう、もうチラシもくれないし声もかけてこない。少し淋しい。
 韓国式マッサージというのがどういうものなのか、私は知らない。可愛い娘いますよと言うからには、もしかするといかがわしいサービスをしてくれるのかもしれない。私はいまさらいかがわしいサービスに興味はないし、金も時間も無いが、「キミがしてくれるんなら」と言ったら殴られるだろうか。この呼び込みの女の子、けっこう可愛いのである。何となくイントネーションに癖があるので、もしかすると日本人ではないのかもしれない。だとすれば、異国の地で大変だとは思うが、頑張って欲しい。


 自分が他人と異なると思うということは、それ自体が恐怖でもあるし、ある種の優越感でもある。とはいえ、自分が他人と全く同じであると思っている人も少ないだろう。
 自分は普通の人とは違うのかもしれないと言うと、みんな最初はそう言うんだよ、と言われたりする。そうなんだろうと思う。
 何の話かというと、綾波レイという少女に取り憑かれてしまった人達(話がややこしくなるのを避けるため、アヤナミストをこのように定義する)の話である。
 例えば宗教の場合、ある意味で救われてから伝導者になったりして、それはそれで迷惑だったりするのだが、少なくとも私の知る範囲ではこの人々にはそういう迷惑さはない。まぁ迷惑な人はアヤナミストだろうが使徒だろうが迷惑だと思うので、それは属する集団(アヤナミストの集団が属せる集団と言えるかどうかという議論はともかく)にはあんまり関係ないとは思うが。

 解脱する(まぁ補完でも救われるでも思い出になるでもいいが)という状態がどういうものなのか想像もできないが、それが本当の意味で救われた状態なのかというと、やや疑問である。もしかすると取り憑かれる前に戻っただけ、つまり単に元に戻るだけなのかもしれない。
 だとすれば、伝導者がいないのも当たり前である。
 まぁしかし得るものが全くゼロということは有り得ず、逆説的だがたとえマイナスでもなにがしかは得ているとも言えるわけで、そうやって自分をごまかす事はできる。そもそも人間は常にプラスになることのみを追い求めて行動しているわけではなく、その意味で全てのことに意味性を求めるのは間違いであるとも言える。

 仮に解脱した人がいたとして、どうやって解脱したか、あるいは思い出に変えていったかは人それぞれ違うはずだし、それは参考にはなってもそのまま万人にあてはめるわけにはいくまい。入り口はたくさんあるのだし、たとえ同じところから入ったとしても、出口が異なって何の不思議もない。

 はっきり言えば、本当に救われたいと思っているのかどうかも定かではない。楽になりたいとは思うが。
 文字通り憑き物が落ちたように、MLから抜け、ホームページを閉じるような日が私にも来るのだろうか。それは今は全く想像できない事なのだが、逆に70近くなってまだエヴァFFを書いているという姿も想像しかねる。しかしあり得ないとは言えない。
 何回も書いていることだが、私にとっては小説を書くという行為は手段であって目的ではない。しかし物語を書くという行為そのものに全く楽しみを見出せないのかと言えば、そんな事はない。憑き物が落ちたとしても、書くという行為を楽しむために、テーマの一つとしてエヴァを選び、エヴァFFを書くということはあっていい。むしろ健全であると思うし、物語としては読み応えのあるいい作品が書けるかもしれない。いい作品を書きたいという欲は、私にもある。
 確率論で言えば、解脱できるかどうかはともかく(諦めるのかもしれないし)、「もういいや」と思う瞬間が来るのだと思う。「もういいや」と思った時に、私はそれでもエヴァや綾波レイの話を誰かとしたいと思ったり、FFを書いたり読んだりしたいと思うのだろうか。
 この日記を読んでいるあなたも、恐らくエヴァFFを読むことに何らかの楽しみを見出しているはずである。楽になりたいとか、自分の心の欠けている部分に気づいてそれを埋めるために読むとか、心の傷に引っ掛かって離れないとか言う人もいるだろうが、それも一種の楽しみである。
 世の中には他にも楽しいことは沢山ある。私やこれを読んでいる人は、数多くの楽しみの中からエヴァを選んだのである。他の楽しみが全くないという人もそうはいないと思うが、必ず何かを犠牲にしているはずである。
 なぜ私達はエヴァを選んだのか。あるいはこうも言える。なぜ私達はエヴァに選ばれたのか。
 選ばれし者の恍惚と不安。

 ただこれは心底思うんだけど、こんなこと考えていられるのって幸せなのよね、実際。


 話は全く変わる。物欲の話である。

 最近、色々と都合があって、電車で通勤している。電車の中では普通に寝たり本を読んだりしていればいいのだが、エヴァFFが読みたいと思ったのである。眠くて仕方がなければ寝るしかないが、睡眠は家でとれば良い。本も家で読める。が、エヴァFFを家で読もうものなら、アスカ様の的確な右フックが飛んでくる。
 どうするか。
 プリントアウトは論外とすれば、ノートPC、ハンドヘルドPC、PDAのどれかである。私には電車の中で立ったままノートPCを広げる根性はない。よって却下である。ハンドヘルドPCはお値段がやや高い。これも却下。
 PDAには大きく分けて3種類ある。パーム、ポケットPC、ザウルスである。読むだけなら安いテキストビューワみたいなのもある。しかしせっかくなら何か書きたい。FFは無理でも、アウトラインやアイディア、日記くらいなら書ける可能性がある。何か書くと考えたとき、なるべく脳と文章は直結しているべきだと思う(パソコンを使っている時点でどうかと言う気もするが)。パームのGrafitiという入力方式は、慣れればいいのだろうが、慣れることを考えると気が遠くなる。よって却下。ポケットPCとザウルスは、そう大差ないように思えた。だとすれば安い方を選ぶのが人情と言うものである。両者では有意な価格差がある。よってザウルスを購入した。それにキーボードが付いているというのも気に入った。使えないかもしれないが、面白そうである。
 主に予算の都合で、候補は二機種あった。テキストを読むのに必要なアプリケーションが、片方は入っていてもう片方には入っていない。当然、入っている方を選んだ。こっちにはフロントライトが付いていないが、気にしなかった。
 結果的に、内蔵アプリはエヴァFFを読むという点では今ひとつだった。どうもパソコンからの転送に融通が利かないのである。必然的にフリーウェアに頼ることになる。こんな事であればフロントライト付きのほうが良かったかもしれないと思うが、売っぱらって買い替える気にもなれない。確かに電車の中では暗くてやや見辛いが、見えないことはない。それにフロントライトが付いているからと言って見やすいとは限らない。これでいいのである。あのブドウは酸っぱいのだ(爆)。
 FFはガンガン読める。使えるとは思ってなかったキーボード、これがなかなか使える。この日記の半分くらいはザウルスで書いた。ホントである。パソコンで推敲はしたが。日記に推敲(^^;)。
 実際のところ、揺れる電車の中で手書き入力は全く不能であった。

 なんとFFもちょっと書いてみた。さぁどうなるのか? あまり期待せず、長い目でお待ち頂きたい。


7月9日

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人類○○計画 その1
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「人類保温計画、ですか?」
「そう。地球は着実に氷河期に向かっているわ。温室効果ガスを使って地球全体を暖めるという方法もあるけど、でもそれでは環境そのものが破壊されてしまう。その意味で、20世紀の終わりからはじまった環境対策は間違いではなかったわ」
「はぁ」
「つまり地球全体を暖めるのではなく、人類そのものを暖めればいいの。でもそれに外部のエネルギーを使うのは間違っているわ。機械は必ず壊れる。その時のリスクを考えれば、体温を使うのがベストなの。冬山登山でアクティブな保温装置を用いた防寒服を使わないのと同じよ」
「……そうですか」
「そう。これが人類保温計画。人類を保温する。まさに言いえて妙ね」
「…」
「これがその計画の全貌よ」
「これは…キティちゃんの着ぐるみじゃ?」
「外見はそうね。プラグスーツの機能も併せ持っているの」
「……なんでキティちゃんなんですか」
「猫は嫌い?」
「いえ、好きですけど…」
「ならいいじゃない。それに、キティちゃんの日本でのオフィシャルな声は誰がやってるか、知ってる?」
「あんまり興味ないんですけど」
「そう。それは残念ね。まぁいいわ。明日からのシンクロテストはこれを使ってもらうから、そのつもりでいて頂戴」
「……」
「何か不満があるの?」
「いえ、特にないです」
「レイとアスカのきらきらした目をごらんなさい。ちょっとは見習うべきよ」
「…あきれてるように見えるんですけど」
「……」
「…」
「………」
「あの、帰ってもいいですか」


7月8日

 「feel well」。曲タイトルを確認して何を書こうと思っていたのか忘れてしまった(爆)。DVDはまだ見ていないのだが、掛け値なしにいいアルバムだと思う。迷ってる人は買うべし。

 彼女の才能については書き尽くしたような気がするので、あえて触れない。今、私が彼女に望むのは、アニメから離れたフルオリジナルのセルフプロデュースアルバムである。
 アニソンがいかんと言っているわけではない。だがオープニングにしろ挿入歌にしろ、その番組で使われる以上は何らかの制約は必ずある。そこから解き放たれた彼女の音楽が聞きたいのである。彼女はそこで何を表現しようとするか。
 彼女には作詞の才能があると思う。語っているテーマがほぼ一つしかないと思うかもしれないが、演歌からポピュラーまで幅広く手がけるプロ作詞家ならともかく、自分の声で自分の言葉を唄うのであれば、それはプラスにこそなれマイナスにはならない。

 彼女の周囲には有能なブレーンが多数いるのだろう。それはそれでいい。しかし、ここであえてセルフプロデュースをして欲しい。ある意味では挑戦だし、もしかすると思うようなものが出来ないかもしれない。それはそれでもいいと思うし、はっきり言って大コケする事はないと思う。なんだったらボーナストラックを上手く使えばよいのだ(^^;)。まぁでも間違いなく売れるでしょ。


 前にMLに「イタモノを書きたいのですがゲロ甘になってしまいます。どうしたらいいのでしょう」みたいなネタモノのQを投げた事があったが、これは全くのでっち上げという事でもないのである。イタモノを書くつもりはあんまりないのだが、ゲロ甘にはしたくない。
 普通の人はどうか知らないが、私は完全にプロットを決めて書くことはない。関節になる部分は決めておくが、いわゆる筆がすべる部分は残しておく。で、関節から関節へ至る経路は気の赴くままに書くのだが、その次の関節の部分に向かっていかないのである。どうにも気に入らず、削除する事になる。あるいは別作品用のアイディアとしてとっておく。そういう事で、ここのところ1日に10行くらい書き、3日目に25行くらい消すと言う(爆)とんでもないペースなのである。これではどうしようもない。

 月日が流れるのは早いもので、まもなく一周年である。2万ヒットが早いか一周年が早いかって感じのような気がするが、何かやるべきだろうか。まぁ何かやるといっても自分でやるだけなので、深く考える事もないが、本気で何かやるなら今からやらないと間に合わない。さぁどうする? やっぱ連載に集中するべきか(^^;)。


7月2日

 林原めぐみ嬢の待ちに待った新譜、「feel well」である。まさにこのサイトの移転と前後して発売されたわけだが、初回特典はDVD付きで3,980円であった。これを知ったのは確か発売の前々日あたりで、サーバ費用と合わせてちょっと痛いのであった。しかし後に退くわけには行かないので、購入した。はからずも情報収集能力の低さを露呈してしまったのであった。しかもまだDVD見てないし。
 で、とりあえず聞いてみる。第一印象は「今の私には元気ありすぎ」である。一曲目はモロにアニソン風だし、三曲目で「ごいっしょに、ごいっしょに、さ〜あ〜!」とか言われても困るのである。後半、バラードがありロック丸出しがありで(好きなのよ)いい感じになってきたなーと思ったらブースカでまた挫けた(^^;)。しかしバラードはいい曲だし、元気があって困ると言っても後半のモータウン風やレゲエ風なのはいい感じだったので、これは純然たる好みの問題である。
 という事で、もう一回聞いてみるといきなり印象が違って、もう全くOKなのである。これはどうした事なのか。慣れたのかもしれないが、元気をもらったのかも知れない。今日は手元に資料がなくて曲タイトルが分からないので、この項はまたも次回に続く事になるのだった。

 ここ数日、なんかいやーな感じで、どうも盛り上がりに欠ける。はっきり言えば疲れた。もしかするとあれかと思い当たる人がいるかもしれないが、それは関係ないので念の為。まぁ色々上手く行かないのである。他に何か重なると人は衝動的に自殺してしまうのかもしれないが、私は人生は何のためにあるとか言うよりも、ここにある人生を楽しめばいいじゃんとか考える方なので、そんなに心配はないように思われる。後先考える方だし。そんな事を考えていても気分が良くなるわけではなくて、誰か慰めてくれないかなーとか思ったりするのである。しかし私はわりと内にこもるタイプなので、周囲の誰かが私がダウナー状態にあることに気づくはずもないし(気づいて欲しいとも思わないが)、実際に慰められるのは嫌なので、それでいいのである。ほとんど分裂状態だが、気持ちとしてはそうなのである。
 もしもアスカ(非アスカ様)なら、「元気出しなさいよ! 男でしょ!」と言って蹴っ飛ばしてくれると思う。それはそれで優しいんだし、ベストかもしれない。レイであれば、たぶん黙ってそばにいてくれるんだろうなと思う。そしたら泣くよな。間違いなく。
 ま、こうやって妄想していても元気になるわけはないので(ちょっとは元気になったりするんだけど)、私はどうするかというと、物欲に走るのである(爆)。これは実際に買うかどうかはあまり問題ではない。なんかの拍子に元気になったりすると、どうでも良くなったりするのである。当然ながら元気になっても物欲が生きていたりすると買ってしまったりする可能性もあるので、それはそれで困ったものだが、何はともあれこの単純極まりない人格が最も困りものなのである。自覚はあるんだけどね。


7月1日

 7月といえば夏のはずですが、肌寒い日々が続いております(このあたりでは)。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 と、何事も無かったように日記を書きはじめる私。書かないといけないこと、というと嘘八百なのだけれど、日記に書きたいことがたくさんあって、こりゃあ一日の日記に書く量じゃないだろって時は、とりあえず軽く書けるように思える話から書きはじめる。まぁたぶん書いてしまえば大した量にはならないと思うんだけど。

 ということで萌えの話(笑)。ま、書いてて楽しいのよね。とりあえず私がここで萌えという言葉を使う時、萌えは可愛いの部分集合であると定義したい。可愛いとどう違うかというと、漂白された性的な欲望があるかどうかである。これがあれば、可愛いと萌えは同義である。
 フェチという言葉があって、これについて考察するのは難しく、萌えとどう違うかは例によってしか示す事が出来ない。メガネフェチと言う場合、主体はメガネにある。誰々のかけているメガネに炎上するのである。対して萌えの主体は人である。メガネをかけている誰々に炎上するのである。似て非なるものである。綾波レイがメガネ萌えかメガネフェチのどちらか、あるいはそのどちらでもないかについては、現時点では判断を保留する。というか、判断したくない(^^;)。まぁ恐らくお守りのようなものだったと思うので、どちらでもないとは思うが。メガネ萌えの綾波レイってのも萌えないことはないな(爆)。
 ちょっと話に出たのだが、例えば妹萌えとは言うが、妹フェチとは言わない。これは、妹という存在は妹という要素から基本的には切り離せないという所にポイントがあるように思われる。

 さて、それはそれとして、上記のように萌えを定義した場合、重要な問題がひとつある。結婚している方は妻(あるいは夫)を、未婚の方は彼女(あるいは彼)を、どちらもいない方は好きな人、あるいはかつて好きだった人を思い浮かべていただきたい。あなたはその人に萌えていますか? なんとなく違うような気がする。しかし例えば誰々というアイドル萌え〜とか言われると、なるほどという気もする。小説の登場人物に萌えるってのもありのような気がする。
 とすると、ある程度は現実から乖離している必要があるのかもしれない。これはフェチとの違いを考える際に重要なポイントになる可能性がある。

 てなことで今日はおしまい。続くかも(爆)。

 林原めぐみ嬢の新譜に関しては次回にでも書きたいと思ってます。発売日に購入しました。当然です(当然なのか?)。